門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

7/23(水)能〈杜若〉鑑賞講座

2014-07-21 10:34:21 | カルチャー講座
7/23(水)10:30-12:00
@自由が丘産経学園

◆お能鑑賞 はじめの第一歩
~神や鬼、美女に化ける能の演技の秘密~
http://p.tl/si54

2014年4月期後期講座の第一回目は
能〈杜若〉をとりあげます。

能の5つの分類、神男女狂鬼のうち、第三番目のジャンルが
「女ものの能」。別名、鬘ものともよばれ、もっとも
お能らしく、もっとも深い感動を味わえる、能の名作が
集中する曲柄です。

〔講座予定内容〕
1.三番目の能とは
能の作者たちは女ものの能をどのように定義していたか。

世阿弥「ただ美しく柔和なる体幽玄の本体なり」(花鏡)
金春禅竹「優にやさしく物深く、しかも果敢(はか)なきすぢ交はるべし」(拾玉得花) 

2.幽玄とは
中国から輸入された〔幽玄〕の概念は、禅仏教により普及。以降芸術の深く微妙な表現をあらわすキーワードとして民間に伝播していった。
 雅楽→和歌→能→俳諧

3.能〈杜若〉
・曲の概説
・あらすじ
・みどころ/鑑賞ポイント
・伊勢物語の業平の和歌
・『伊勢物語』九段 業平東下り 音読
・「かきつばた」の折句解読
・能〈杜若〉薪能ビデオ鑑賞
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