#行く春を……★☆ 行く春を とゞめかねぬる 夕暮は あけぼのよりも 哀れなりけり: 西行 : 歌意:過ぎ去って行こうとする春を引き止めることができない夕暮れは、曙よりもしみじみとした趣の風情がある。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ #山家集 巻上より■□■
みんなぁ、元気ぃ~?
読み方やでぇ~
ゆくはるを ととめかねぬる ゆふくれは あけほのよりも あはれなりけり
西行さんは花が、特に桜が大好きやねん。
その西行さんが「あー、もう桜の季節が終わるねんや。寂しいなぁ。」って、寂しがってるねん。
あの西行さんでも変わる季節は止められへんねん。
でも、西行さんは嘆いてばっかりとちゃうで。
ちる花を をしむ心や とゞまりて また來む春の たねになるべき
と、気持ちは花が散ることを惜しんでるけど、それを忘れへんかったら、来年もきれいな花が咲くでぇ~って。
みんなぁ、いろんなことがあるけれど、みんなも、きっと次も花の咲く春は来るって、前向きで行こや!