秀吉の建立した、京の大仏殿は奈良の大仏殿の１，５倍の壮大なものだった！

学びのフォーラム山科の講座を、聴きに行きました。（京都市生涯学習センター）

「秀吉の大仏造立」がテーマで、講師は奈良大学文学部史学科教授の河内将芳氏でした。

写真を用い、資料は当時の公家や、僧侶、宣教師が書き残した、日誌による記述をスライド

で、説明する講座なので、わかりやすく、なぜ秀吉が、京に奈良の大仏殿の１，５倍もある

大仏殿を建立し、大仏を造立したか？の、なぞがよく理解出来ました。

秀吉は、巨大な大仏殿を京都中から見える位置に、自らの力の誇示のために建立！

中にある、大仏は、早く作るために、しっくいで作り、黒漆を塗り、金箔を貼ったもの

なので、大地震の時に崩壊してしまう！　全国から巨木を集めて建立した大仏殿は

地震の崩壊をまぬがれる！

空いた大仏殿には、小さな仏像の善光寺如来像を納めたので、善光寺如来堂と呼ばれた！

秀吉死後に、大仏の再建が行われ、胴体は鋳造し、頭と手は木で作られることになったが、

鋳造の火花で、大仏殿は火災で焼失した。秀吉死後４年後の出来事でした。

秀頼が、大仏と大仏殿を再建したが、秀吉が日本中の巨木を集めて、大仏殿を作ったので、

巨木がなく、巨大な大仏殿は作れなかった！

秀頼の再建した、大仏殿と大仏は江戸後期に、火災で焼失する！

現在、今の方広寺近辺に京の大仏があったことは、忘れられている！

解りやすく、興味そそられた、講座でした。



８月の、学びのフォーラム山科の講座


１０時から３０分は、歌声教室と音楽鑑賞の時間！　エルガーの音楽鑑賞でした！


「秀吉の大仏造立」がテーマで、講師は奈良大学文学部史学科教授の河内将芳氏でした。


大仏殿近辺の当時の地図


秀吉は、巨大な大仏殿を京都中から見える位置に、自らの力の誇示のために建立！


現在、方広寺の裏に残る石垣の巨石は、大仏殿の基板の石！


三十三間堂の塀　　　秀吉の作った大仏殿の敷地は、三十三間堂に隣接するくらいの
広大な敷地でした。


秀吉の建造した大仏殿は、屋根がそりかえり、奈良の大仏殿の１，５倍の巨大なもの！


秀頼が大仏と大仏殿を再建したが、秀吉が日本中の巨木を集めて、大仏殿を作ったので、
巨木がなく、巨大な大仏殿は作れなかった！
秀頼の再建した、大仏殿と大仏は江戸後期に、火災で焼失する！


秀頼の再建した大仏の雛形