5日(水) <講演>616回
「志賀直哉『和解』に見る父と子」~不和を終わらせるために書かれた小説~
講師 大阪大学大学院 文学研究科 教授 清水 康次氏
今回は文学部の教授の講演なので、文学部の講義とはどんなふう?の興味がありました。
志賀直哉 『和解』は若い時に読んだような? 教科書に記載されていたのか?
うらおぼえです。
レジメには、その小説の1部が記載されて、解説していただきました。
この小説は、志賀直哉の経験から書かれた小説で、和解という小説を書くことにより、
長年父と不和だったが、感情に無理にない状態で、父と和解が出来、
和解を書くことにより、和解に至った自分自身を、見つめてなおしている。
志賀直哉という小説家が、自分に厳しく、妥協を許さず、苦しんでも自分の生き方を
貫いていく、強さを感じさせる小説、ということでした。
文学部の学生は、こういう講義を受けているのだと、解る機会でした。

9月のアスニー山科講演

講師は、大阪大学大学院 文学研究科 教授 清水 康次氏
「志賀直哉『和解』に見る父と子」~不和を終わらせるために書かれた小説~
講師 大阪大学大学院 文学研究科 教授 清水 康次氏
今回は文学部の教授の講演なので、文学部の講義とはどんなふう?の興味がありました。
志賀直哉 『和解』は若い時に読んだような? 教科書に記載されていたのか?
うらおぼえです。
レジメには、その小説の1部が記載されて、解説していただきました。
この小説は、志賀直哉の経験から書かれた小説で、和解という小説を書くことにより、
長年父と不和だったが、感情に無理にない状態で、父と和解が出来、
和解を書くことにより、和解に至った自分自身を、見つめてなおしている。
志賀直哉という小説家が、自分に厳しく、妥協を許さず、苦しんでも自分の生き方を
貫いていく、強さを感じさせる小説、ということでした。
文学部の学生は、こういう講義を受けているのだと、解る機会でした。

9月のアスニー山科講演

講師は、大阪大学大学院 文学研究科 教授 清水 康次氏