工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都文化博物館の「レオナルド・ダ ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展

2015年09月08日 | Weblog
京都文化博物館で「レオナルド・ダ ・ヴィンチとアンギアーリの戦い」展が

11月23日まで開催されています。

NHKのEテレの日曜美術館でこの絵の歴史を放送していたので

興味あり、出かけました!

「レオナルド・ダ・ヴィンチの未完の大壁画計画《アンギアーリの戦い》は、

今も多くの謎と痕跡を残しています。

シニョリーア宮殿(現パラッツォ・ヴェッキオ)を舞台にレオナルドとミケランジェロが戦闘画において

競演したエピソードは大変有名です。

レオナルドはこの壁画を完成させることができませんでしたが、部分的に描かれた壁画はその後、

半世紀以上のあいだ人々の見るところとなりました。しかしその壁画は、最終的に1560年代に

ジョルジョ・ヴァザーリの新たな壁画装飾によって覆われてしまいました.

メイン作品は、失われたレオナルドの壁画の中心部分をなす「軍旗争奪」の戦闘場面を描いた、

日本初公開の《タヴォラ・ドーリア(ドーリア家の板絵)》として知られる著名な16世紀の油彩画です。

さらにミケランジェロが構想した壁画の原寸大下絵を模写した、

同じく日本初公開の16世紀の板絵《カッシナの戦い》が出品されています。

原作が失われた二大巨匠の壁画が、いずれも本邦初公開の貴重な板絵作品により

500年の時を超えてならびあう、イタリア美術史上初の展示が

日本で実現されました。
レオナルド自身による同壁画の習作素描

レオナルドの構図に基づくその他の模写作品や派生作品、

関連する資料類、関連する歴史的人物の肖像画など《タヴォラ・ドーリア》を中心に《アンギアーリの戦い》

に関する作品・資料を一堂に集めた初の企画展として、レオナルドが試みた視覚の革命を検証し、

イタリア美術史上の一大エピソードである失われた壁画の謎と魅力に迫ります。」

という解説でした。

レオナルド・ダ ・ヴィンチの偉大さが理解できる優れた展示会だと思いました!

帰りは旧京都日本銀行の金庫だった建物の前田珈琲 でコーヒーを飲んで休憩しました。





ポスター


旧京都日本銀行


旧京都日本銀行内部


テラス席


旧京都日本銀行の金庫だった建物の前田珈琲店


旧京都日本銀行の金庫だった建物の前田珈琲店の内部


コーヒーは美味しかった!