会議に!法事に!行楽に!宅配弁当

おはようございます。
秋田県横手市十文字町の宅配弁当、オードブル「紅玉」の『たかはしもとい』です。
営業日時については下の方の営業日カレンダーをご覧下さい。
例年に比べて穏やかな冬を過ごしている秋田県横手市。
このまま春になればとの甘い思いをよそに、日本列島を寒波が襲来しております。
最強寒波上陸の報道が流れる中、私と紅店長は都内と静岡県へ出張してまいりました。
今回の目的は新たにお取引をご要望されている会社さまへの訪問、そして都内で行われている業界の展示会を見学すること。
秋田新幹線は岩手へ抜けると快晴の下走り抜け、一路東京へ。
そして東海道新幹線に乗り継ぎ、静岡県へ向かって行きますと富士山の見事な眺めが一望されました。
▲夕焼けに染まる富士山
▲翌朝の富士山はてっぺんまで見えました
富士市に一泊し、翌朝は東海道線の菊川(きくがわ)へ。
ここで3月にリニューアルオープンを迎えられるカフェ「san grams」を訪問。
運営されるのは「丸松製茶場株式会社」さまという歴史ある企業です。
私どもの焼菓子に大変興味を持って下さり、お取り引きの打診を頂戴しました。
是非直にお店を訪問させて頂きお話をお聞きしたいと思い、うかがわせて頂きました。
▲駅からほど近いおしゃれなお店
▲店内では様々なお茶が展示販売されています
▲大きな窓からは素敵なお庭が一望
改装にお忙しくされている最中でしたが、ブランドマネージャーの富澤さんと佐野さんに店内やお茶を丁寧にご案内頂きました。
菊川は深蒸し茶発祥の地域とされて、確かに道中、電車の車窓からは起伏のある土地に茶畑が広がる様が眺められ、いかにも茶どころ静岡らしさを実感しました。
しかし、そのお茶も国内市場は縮小しつつあり、先を見通せない中、丸松製茶場ではロンドン在住経験のある佐野樹生専務が中心となって海外市場へ進出しているとのこと。
特に抹茶に対する需要は世界的に広がっており、欧米での販売実績に手応えを感じていらっしゃるとのことです。
ことに有機栽培のお茶はニーズがあるものの、地域全体の取り組みが欠かせないこともあって栽培が急速には広がらず、需要に対して応えきれないそうです。
一方で日本の文化としてまもられてきたお茶が、最近では自宅で急須でお茶を飲む習慣がなくなりつつあり、危機感を募らせているとおっしゃっていました。
ペットボトル入りのお茶への需要シフト、烏龍茶や紅茶など輸入茶の普及など要因は様々あるけれども、やはり淹れたてのお茶を楽しむ習慣を再び取り戻すには、それを体験してもらうのが一番。
ということで、このカフェをオープンし、そして現在更にリニューアルが進められています。
お店の一角には、お茶と茶菓子を楽しめるお茶室のような離れがあり、そこでお茶を試飲させて頂きました。
▲暖かみのある内装、天井からは日差しが
▲ゆったりとお茶を堪能させて頂きました
当店とのご縁は、とある通販サイトで「紅玉りんごのタルトタタン」を見つけて下さったこと。
それがご縁でこうしてお店を訪問させて頂き、お話を伺うことになるのは、本当にネット時代ならではの出会いだと思います。
出会いは夢の始まりであって、これから関係を深めていくこと、そして末永いお付き合いをしていくことを心から願っております。
お店を辞する折、お店のスタッフの方々、そして佐野専務と写真を撮影して頂きました。
この出会いがご縁で、静岡と秋田がより心近しく感じられるようなケミストリーが生まれますよう努力してまいりたいと思います。
現在この加工施設の新たな立ち上げを共に取り組んでくれる仲間を募集しています。
希望される方は是非お問い合わせ下さいませ。
▲現在、新たな加工施設の社員募集中!
▲タルトタタン、通販は写真をクリック