今日、テレビとラジオで「除夜の鐘」に反対する人について話題となっていました。
コヤチン的にはっきり言いましょう「心が小さい」方ですね。
除夜の鐘って毎晩なっているわけじゃないし、日本の伝統行事なのですからその日については一年を振り返る時間として寛大になってはいかがでしょうね。
大晦日から元日にかけて鳴らされる鐘ですから昼間に移行するお寺もあるようなのですが、どうも本末転倒じゃないかと思うのですが。
コヤチンが子供の頃、いつもは「早く寝なさい!」って言われていましたが、唯一夜更かししても怒られなかったのが大晦日なのです。
沼津の実家の近所で菩提寺のお寺に毎年鐘をつきに行きますが、以前は3時過ぎまで鳴っていましたが迷惑と思ったことは一度もありません。
素人が叩く鐘ですからいい響きじゃ無いのもありますが、たまにいい音が鳴ったりすると心が洗われるような気がしました。
除夜の鐘を聞きながら年を越せるなんていいもんじゃないですか。
多分反対する人って少数派だと思うんですが、その人達の言い分としては「少数の声に聞く耳を持たない」なんて言うのでしょうね。
昨今少数の反対のために物事が先に進まない事が多くあります。しかしこの件は年に1回の事ですから目くじらを立てることじゃないような気がするんですがね。
最近は年中行事を進めようとすると反対を唱える人が多すぎます。
盆踊りが中止になったり、ヘッドホンをつけて踊るサイレント盆踊りなるものまで出現したりします。
こんなニュースを聞くたびに「日本人の心ってどこへ行ったのか」なんて思ったりします。
エスカレートすると「高校野球の応援の騒音がうるさいから甲子園の高校野球は中止しろ」なんて言う者が出現しそうです。
何にもできない国ニッポンへの入り口になってしまいそうです。
末代まで除夜の鐘を始めとする日本の伝統文化を伝えていってほしいと切に願うのでした。