先達大会
9月11日、高松で四国八十八ヶ所霊場会先達大会がありました。
昨年は台風で中止になりましたので、2年ぶりです。
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行きの電車で一緒になった先達さん、86歳。元小学校の先生をやっていて教え子は2000人を超え、背筋がピンとしている男性。今は権大先達を目指しているそうです。
会場で隣の席の福山から来られた大先達さん、 58回目を回られているとのこと。
そういえば会場で見ると周りの人ほとんどが大先達、権大先達、中先達などの輪袈裟を掛けておられます。
午前中物故者追悼、功労者表彰があり、午後は徳島万福寺名誉住職福島誠浄僧正の講演がありました。
演題は「泉 智等 大僧正の生涯に学ぶ」です。
泉智等大僧正は江戸の末期嘉永2年、現在の徳島県吉野川市鴨島に生まれ、12歳で得度。明治元年20歳で高野山に登り、新政府の神仏分離令による廃寺合寺のため東奔西走。
全国三十余寺の住職を兼ねる。仁和寺門跡、金剛峯寺座主を歴任。書の大家。
智等のことば 「あなたを若くするのは、あなたの心なのです」
泉智等大僧正の生地鴨島は焼山寺への登り口であり、毎年開催される吉野川市のウォーキング大会でよく訪れる町です。それだけのことですが、なにか親しみを感じながら聴講させていただきました。
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帰り坂出で途中下車、生うどんとゆでうどんを買って帰宅。