「漢字ふむふむ」
一昨日、「暗算」をアップしました。
なぜ唐突に たわいない話をしたか といいますと。
NHKテレビで「漢字ふむふむ」という番組があります。この番組は 同じ漢字でも日本と中国では意味や使い方がまったく異なる漢字を取りあげています。その意味がなぜ違ってしまったのか。背景を古く中国から日本に伝わった経緯と共に変化をさぐる番組です。
例えば
・「風流」中国では好色とかエッチの意味
俳句を風流というと、中国の人には理解されません。
・「絆」 日本では「人と人との結びつき」を意味しますが、中国では「転ばせたり、罠にはめる」というという意味になります。
最近お墓に「絆」という文字を希望される方があり、お寺では困惑しているという話を聞いたことがあります。
・「老婆」 中国では自分の妻のことをいいます。
日本で自分の妻のことを「老婆」などと言うと、とんでもないことになります。
・6月7日の放送は「暗算」でした。
日本では計算機や筆算によらず頭の中で計算することですが、中国では「人を殺したり、陥れようとしてひそかにたくらむこと。陰謀を企てること」だそうです。
中国の人と食事をして割勘を「暗算しよう」というと顔色が変わるかもしれません。
一昨日アップしてのは この回を思い出したからです。
ナンバープレートをじっと見て、「暗算している」と中国の人にいうと気味悪がられると思います。
放送時刻は不定期のようです。ビデオのおまかせで「漢字ふむふむ」として録画していました。5分間の短い番組で繰り返し放送されています。
話の種によろしいかと。