庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

天気予報の的中率ってどのくらい?

2015-04-14 16:23:17 | 日記・エッセイ・コラム
先週から雨や曇りの日が続いて、ほとんど陽も差さず気温の低い日が続いている、
予報では明日も雨、今は二十四節気では清明の頃、春の最も良い季節なのに・・・

ところで、天気予報の当たる確率ってどのくらいなのだろうか?

毎日、夕方発表される翌日の天気予報がどれだけ的中しているか、東京地方の天気
予報を例にして、「翌日雨が降るかどうか」の予報の的中率を調べてみると次のよ
うな結果になるそうです。

 ■1950年: 的中率約72%
 ■1975年: 的中率約79%
 ■2000年: 的中率約84%
 ■2006年: 的中率約86%(いずれも過去5年平均値。気象庁調べ) 

最近では気象衛星を使った宇宙からの観測体制が整い、気象変動の解析もスーパー
コンピュータ等、高能力の地球シミュレータで行われる時代になり、天気予報の的中
率は年々上昇していることがわかります。

ただ、それでも翌日の天気予報でさえ14%は外れるのですから、期間が長い週間の
天気予報になるとさらに的中率は厳しくなります。

雨が降るかどうかについて予想した週間天気予報について、3日目の予報の的中率は
約72%、5日目で約69%、7日目には約64%に低下します。

なんと7日目に至っては64%の的中率しかなく、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
の50%レベルに随分と近づいていることが分かります。

一週間先の予報はなかなか当たらないため、7日を越えて地域ごとの具体的な天気予報
は発表しないことにしているそうです、気象変動は多くの要因が作用するため、正確に
予報するのは本当に難しいんですね。。

したがって、週間天気予報はあくまでも「予報」であり、途中で変わる可能性がある事
をよく理解したうえで、レジャー計画等の参考にしたら良いと思います。

もうすぐゴールデンウィーク、大事な日にどうしても晴れて欲しい人は、やはり日頃の行
いを良くしないとダメかも?!

咲き始めた八重桜。


シャクナゲの花。


萌えだしたもみじの若葉。


コメント
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