庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

竹の子と「竹の秋」

2015-04-15 17:55:16 | 日記・エッセイ・コラム
近所の公園の竹林に竹の子が生え始めた、竹は竹の子が生える春たけなわの
頃に、地中の筍に養分を取られてしまうため、古葉の色があせはじめて黄色
みを帯びた褐色となり、やがて落葉します。

この様子が、草が枯れたり木々の紅葉に似ているところから、「竹の秋」と
呼ばれています。

逆に、秋に草木が枯れる頃になると竹の子から成長した若竹の葉が、青く艶
やかになっていく様子を「竹の春」といいます。

筍(たけのこ)という字は、竹に旬と書くように竹の子が生えてくる、旬の
今の時期に食べるのがやはり一番美味しい・・・

竹林で生え始めた、竹の子。


古葉が黄葉?し始めた竹林。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする