「山笑う」、ヤマザクラ

山の木々が一斉に芽吹いたり、花を咲かせてにわかに活気づく春山の様子を、
「山笑う」と表現しますが、隣の森や近隣の里山でも山桜が満開になり、
パッと明るさを増して、まさに「山笑う」状態となってきた。

隣の市民の森の山桜、自宅にいながら毎年花見ができるので楽しみにしている。





２、３日前に満開になった山桜だが、満開になった瞬間からハラハラと散り始め、
今日の強風で一斉に花吹雪となって舞い散っている・・・

パッと開いてパッ散る、その潔さも桜が人々に愛される理由の一つで、ハラハラと
舞い散る桜の花びらを観るのも、まるで雪が舞い落ちてくる様で、今の季節ならで
はの風情があって良いものだ・・・

近所の公園、古民家隣の山桜




月をバックに咲き誇る山桜。


柳の芽吹きと山桜。


ちなみに「山笑う」は春の季語ですが、夏の季語は「山滴る」、秋は「山装う」、
冬は「山眠る」となりますが、最もよく使われているのが、春の「山笑う」です。