9月8日 (木曜日)
フィリピンには政治家とは思えない方が
大統領になってしまった!
~~~~~~~~~~~~
あやふき所に遊ぶな
〈ものいへば唇寒し秋の風〉
松尾芭蕉のよく知られた句である。
「人の短をいふ事なかれ」「己が長をとく事なかれ」
============
こんな前書きから、
「もの」とは他人の悪口や自慢話を指すようだ。
つまり、余計なことを口にすると後悔するぞ、
と芭蕉が自戒している。
★沈黙は金・・か・・
~~~~~~~~~~~~~~~
フィリピンのドゥテルテ大統領は、
「わび」「さび」の境地からは、ほど遠い人物に見える。
それでも少しは、唇のあたりに秋の風のような寒さを感じているのだろうか。
「売春婦の息子め」。
ドゥテルテ氏がオバマ米大統領を罵った言葉には、
品性のかけらも感じられない。
麻薬撲滅を掲げるドゥテルテ氏が6月末に大統領に就任して以来、
警察官や自警団に殺された容疑者は千人を突破している。
予定されていた首脳会談で、人道問題として取り上げようとする
オバマ氏に反発したらしい。
米国側は、とても会談できる雰囲気ではないと判断した。
当然、中止となった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
後に謝罪したとはいえ、
大統領の暴言癖としてすませるわけにはいかない。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が、
南シナ海における中国の権益主張を退けてから、
まだ2カ月もたっていない。
裁定を「紙くず」とする中国は、
フィリピンにほど近いスカボロー礁周辺に、
軍の輸送船など10隻を集結させて、
基地建設をうかがっているというのに?・・
~~~~~~~
映画の世界にはよくあるストーリーだが
ダーティーハリ―もこれは良しとしないであろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
更に
オバマ米大統領やローマ法皇をえげつないことばで罵っているドゥテルテ比大統領。
その過激さは一向に弱まる様子がない。
今度はASEANサミットに参加するために訪れたビエンチャンで、
現地のフィリピン人社会の会合の席で、先日のミンダナオでの
イスラム過激派のテロに言及し、言葉がすべったのかどうか、
ミンダナオのイスラム過激派たちに向かって、
お前たちを生きたまま食ってやる、と宣言した。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
先日は、フィリピンの民兵たちに向かって、
麻薬犯罪者や麻薬常習者を見つけ次第殺せ、と呼びかけたばかりだ。
今度は、その矛先がフィリピンのイスラム社会に向けられるのではないかと、
フィリピンのイスラム教徒は戦々恐々としているようだ。
権力の恐ろしさは、東南アジアの諸国民は身に染みて知っている。
カンプチアではポルポト派の権力によって数百万の人々が殺されたし、
インドネシアではスハルトの権力によって、やはり百万オーダーの人々が殺された。
この両国程ではないが、他の国でも権力が国民を殺すことは珍しいことではない。
=========================
だから、フィリピンの人々は、ドゥテルテが本格的な
国民殺害に取り掛かるのではないかと恐れているようだ。
とりあえずは麻薬犯罪者を標的にしていた国民殺害運動も、
最近は麻薬常習者に及び、ついでイスラム過激派に及んできた。
この次はおそらく共産ゲリラの生き残りが標的にされるだろうし、
行く行くはドゥテルテに反発するすべての人間たちに及ぶだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうなったらフィリピンはこの世の地獄と化すに違いない。
そう恐れる人々が増えても、それは不思議なことではない。
仕事で十数回も訪れた国だ・・
殆どマニラ空港から社用車で北上することタルラックという街の会社迄3.5時間。
ドアーツ゚ードアの訪比であったが
長い時間だ・・まだ北のルソン島は比較的治安が良い?
下のミンダナオ島は怖い地区らしい。
全島で7000の島があって言葉も7000と言われるほど方言も多い。
通常英語だが・・ほとんどの人がタガログを使う一般的に現地語だ!
その他にイロカロ・パンパンガ・・・等いろいろあった!
基本的に貧しいがゆえに学校教育が不足して良い就職先がなくなって
・・というケースも多いと聞く。
慣れてくると治安の雰囲気も少しづつわかってくるから不思議だ!
この大統領がマラカニアン宮殿にいるうちはこの国は避けていたい
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
フィリピンには政治家とは思えない方が
大統領になってしまった!
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あやふき所に遊ぶな
〈ものいへば唇寒し秋の風〉
松尾芭蕉のよく知られた句である。
「人の短をいふ事なかれ」「己が長をとく事なかれ」
============
こんな前書きから、
「もの」とは他人の悪口や自慢話を指すようだ。
つまり、余計なことを口にすると後悔するぞ、
と芭蕉が自戒している。
★沈黙は金・・か・・
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フィリピンのドゥテルテ大統領は、
「わび」「さび」の境地からは、ほど遠い人物に見える。
それでも少しは、唇のあたりに秋の風のような寒さを感じているのだろうか。
「売春婦の息子め」。
ドゥテルテ氏がオバマ米大統領を罵った言葉には、
品性のかけらも感じられない。
麻薬撲滅を掲げるドゥテルテ氏が6月末に大統領に就任して以来、
警察官や自警団に殺された容疑者は千人を突破している。
予定されていた首脳会談で、人道問題として取り上げようとする
オバマ氏に反発したらしい。
米国側は、とても会談できる雰囲気ではないと判断した。
当然、中止となった。
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後に謝罪したとはいえ、
大統領の暴言癖としてすませるわけにはいかない。
オランダ・ハーグの仲裁裁判所が、
南シナ海における中国の権益主張を退けてから、
まだ2カ月もたっていない。
裁定を「紙くず」とする中国は、
フィリピンにほど近いスカボロー礁周辺に、
軍の輸送船など10隻を集結させて、
基地建設をうかがっているというのに?・・
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映画の世界にはよくあるストーリーだが
ダーティーハリ―もこれは良しとしないであろう。
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更に
オバマ米大統領やローマ法皇をえげつないことばで罵っているドゥテルテ比大統領。
その過激さは一向に弱まる様子がない。
今度はASEANサミットに参加するために訪れたビエンチャンで、
現地のフィリピン人社会の会合の席で、先日のミンダナオでの
イスラム過激派のテロに言及し、言葉がすべったのかどうか、
ミンダナオのイスラム過激派たちに向かって、
お前たちを生きたまま食ってやる、と宣言した。
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先日は、フィリピンの民兵たちに向かって、
麻薬犯罪者や麻薬常習者を見つけ次第殺せ、と呼びかけたばかりだ。
今度は、その矛先がフィリピンのイスラム社会に向けられるのではないかと、
フィリピンのイスラム教徒は戦々恐々としているようだ。
権力の恐ろしさは、東南アジアの諸国民は身に染みて知っている。
カンプチアではポルポト派の権力によって数百万の人々が殺されたし、
インドネシアではスハルトの権力によって、やはり百万オーダーの人々が殺された。
この両国程ではないが、他の国でも権力が国民を殺すことは珍しいことではない。
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だから、フィリピンの人々は、ドゥテルテが本格的な
国民殺害に取り掛かるのではないかと恐れているようだ。
とりあえずは麻薬犯罪者を標的にしていた国民殺害運動も、
最近は麻薬常習者に及び、ついでイスラム過激派に及んできた。
この次はおそらく共産ゲリラの生き残りが標的にされるだろうし、
行く行くはドゥテルテに反発するすべての人間たちに及ぶだろう。
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そうなったらフィリピンはこの世の地獄と化すに違いない。
そう恐れる人々が増えても、それは不思議なことではない。
仕事で十数回も訪れた国だ・・
殆どマニラ空港から社用車で北上することタルラックという街の会社迄3.5時間。
ドアーツ゚ードアの訪比であったが
長い時間だ・・まだ北のルソン島は比較的治安が良い?
下のミンダナオ島は怖い地区らしい。
全島で7000の島があって言葉も7000と言われるほど方言も多い。
通常英語だが・・ほとんどの人がタガログを使う一般的に現地語だ!
その他にイロカロ・パンパンガ・・・等いろいろあった!
基本的に貧しいがゆえに学校教育が不足して良い就職先がなくなって
・・というケースも多いと聞く。
慣れてくると治安の雰囲気も少しづつわかってくるから不思議だ!
この大統領がマラカニアン宮殿にいるうちはこの国は避けていたい
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