ハムレットは、学友のロウゼンクランツとギルデンスターンに再会できたことを喜んだ。
しかし、彼らの不自然な応対を見て、何かあるのではないかと、勘ぐるのだった。
しかし、彼らの不自然な応対を見て、何かあるのではないかと、勘ぐるのだった。
そこでハムレットは、巧妙な対話で彼らが国王と王妃から遣わされて、ハムレットの真意を探っていることを吐かせてしまう。
そしてロウゼンクランツとギルデンスターンは、国に旅役者の劇団が来ていることを話し、話題は、劇の芸術的批評へと移る。
ここでボローニアスが、彼らに加わり、浅薄なお喋りをするが、ハムレットは、亡霊が語った父の殺人の場面を劇にして、国王と王妃の前でさせることで、亡霊の言葉の真偽を確かめることを思いつくのだ。
この種のことは、証拠固めが必要と考えてのことだ。
亡霊の言葉は、ハムレットしか聞いていないので、彼自身が、確かなる確証が欲しかったのだろうと思う。
亡霊の言葉は、ハムレットしか聞いていないので、彼自身が、確かなる確証が欲しかったのだろうと思う。
ひょっとしたら、あの亡霊は、悪魔からの囁きで、ハムレットを許さざる犯罪へと誘っているかもしれない。
しかし、亡霊のいうことが真実であるならば、国王が罪を犯した兆候を見せることが期待できる。
そうなれば、そのまま復讐に向かって行動すればいい。
これで二幕が終わる。
しかし、亡霊のいうことが真実であるならば、国王が罪を犯した兆候を見せることが期待できる。
そうなれば、そのまま復讐に向かって行動すればいい。
'I'll have these players Play something like the murder of my father Before mine uncle, I'll observe his looks, I'll tent him to the quick, if a' do blench I know my course... The spirit that I have seen May be a devil, and the devil hath power T'assume a pleasing shape, yea, and perhaps Out of my weakness and my melancholy, As he is very potent with such spirits, Abuses me to damn me; I'll have grounds More relative than this-the play's the thing Wherein I'll catch the conscience of the king.' (あの役者たちに、 叔父の前で、父の殺害に似た芝居をさせ、 顔つきを観察し、痛いところを探ってやろう。 もしも奴がビックとしようものなら、処置のしようがある。 私が見た亡霊は悪魔かもしれない。 悪魔は人好きのする姿になる能力を持っている。 そうだ、私の弱点と憂鬱に乗じて、 そういう気分につけ込む悪魔が、 私を欺いて破滅させるかもしれない。 これよりももっと確実な根拠が欲しい―― 芝居こそ、国王の良心を罠にかけるのに打ってつけだ)
これで二幕が終わる。