アメリカに予防接種反対派がいて、大統領選の有力候補をまきこんでいるという記事が、日経サイエンス2015年6月号に載っている。これは、SCIENTIFIC AMERICANの記事を載せているもののようです。
「免疫反応」
政治家の公言に反応した抗体
S.マースキー(SCIENTIFIC AMERICAN編集部)
要旨
「2月上旬現在、米国は子供に予防接種を受けさせないことを選択した親たちが引き起こした麻疹の流行に見舞われている。そんななか、大統領選の有力候補たちが強硬なプロチョイス的意見によって世間を騒がせている。この場合のプロチョイスは中絶権利擁護ではなく、子供に予防接種を受けさせるかどうかの選択権の話だ。」から始まる。
以下、ポール上院議員、ニュージャージー州のクリスティ知事、ダフィ下院議員、ティリス上院議員たちが、テレビで発言しているという。これを批判的に記事にしているが、それだけアメリカ国内でも、予防接種を受けさせるかどうかの選択権が話題になっていることを象徴していると思います。
SCIENTIFIC AMERICANの記事のスキャンを貼り付けられませんでした。私の使用しているコピー機が、以前と異なりキャノンに替えたら、うまく使いこなせず、貼り付けができません。長くなるし、批判的な記事になりますので、買うか図書館で借りるかしてお読みください。