黒部信一のブログ

病気の話、ワクチンの話、病気の予防の話など。ワクチンに批判的な立場です。現代医療にも批判的で、他の医師と違った見解です。

私の子どもの健診法ー乳幼児健診ーアドバイスに特長

2017-10-17 10:08:15 | 乳幼児健診
 私の健診に来られる方へ

 私のお勧めの健診は、生後一か月、二か月、四か月、六か月、九か月、十二か月、一歳六か月、二歳、三歳、四歳、五歳、六歳、以後二年後とです。初めての子育てでも、このの時期にきていただければ、上手な育児法教えますから、何も知らなくても良いのです。

 その時期は、それぞれ意味があるのです。臨界期というのがあって、その時期までにしておかないと、うまく行かなくなる時期です。
 一つは、先天性の病気が、生死を分ける時期が、一つは一か月過ぎ、次は二か月過ぎです。過ぎと言うのは、過ぎて一週間くらいまでです。
 それでその時期までに見つけることが必要なのです。でも、今はいろいろな検査機器特にエコーなどで早期に見つけられる時代になりました。また、六か月は、人見知りをする前に知っておいてほしいことがある時で、それを人見知りが始まってから受診されても難しく、六か月過ぎたらすぐに受けて欲しいのです。すべての時期が、それぞれ意味をもっているのですが、皆さんはワクチンに疑問を持っていても、離乳食や健診の時期まで疑わない方が多いようです。ワクチンを疑うならすべて疑って下さい。私の方法はすべて、違っています。診療も違います。ある母親は、カルチュアショックだと言いました。ワクチンだけでなく、医療も違うのです。

 行政(自治体)がする健診は、費用がかかるので省略してしています。その時期だけすればよいと言うのは、子育てになれた人では、それでもよいですが、慣れない親はもっと細かく健診を受けてアドバイスを受けて下さい。でも、一般の小児科医は、先天性の病気の発見と、発育が順調に行っているかしか見ていません。しかも、流れ作業で多くの人数をこなして稼ぎます。生活や事故予防のアドバイスなどをしていません。
 今、母子手帳に事故の予防が載ったのは、私の以前の診療所に代診で来てくれた東大小児科の医師が、私のしていることを見て、事故の予防ができるのだと思ってくれて、それを彼が出世してから学会に働きかけて載せたのです。でも、私のアイデアではなく、アメリカの小児科学の教科書に載っていたのです。ほとんどの小児科医が知っていて、読んでいる筈の本です。「ネルソンの小児科学」です。それを小児科医になってから、版が変わるたびに買って読んでいました。今は、和訳書です。私の小児科学の原点は、この本です。でも、ネルソン氏は亡くなり、今は後継者が書いています。残念ながら、少しずつ変質しています。日本でも「暮らしの手帳」は初代の編集長安森さんが亡くなったら、変質しました。育児に必要なものに、安森さんは、哺乳瓶の消毒薬をいれませんでしたが、今の物には入っているなど、他のものもいろいろ不要なものを入れています。私は、小児科医ですから、育児のことが出る時だけ、本を買っていましたが、今は見向きもしません。

 これから、すべての時期の健診に来られる方への、アドバイスの資料を検診時に渡しているものを、ブログに載せますので、それを御読み下さい。