KAZUの雑記帳

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古い新聞が出てきた

2011年12月20日 18時16分14秒 | 独り言

先日、額縁を開けると、昭和53年(1978年)4月27日の新聞が中に入っていました。

ものすごく活字が小さい! 一行15文字!  今の新聞は一行12文字

この数字だけでは文字の大きさが実感できないが、

   

昔の高齢者は新聞を読むのも大変だったと思う。

 

朝日新聞の活字の変遷を調べると 

 【1951】92行15文字×15段(20,700文字)

 【1981】86行14文字×15段18,060文字)

 【1991】82行12文字×15段(14,760文字)

 【2001】75行11文字×15段(12,375文字)

 【2008】75行13文字×12段(11,700文字)

1981年以前に比べれば、現在の新聞の文字数は56.5%。半分近くにまで減ったことになる。

              

上の写真は、上が1段15文字時代の紙面、下が12段で1段13文字の現行紙面である。

ニュース 記事が少なくなったように思うが  ページ数が増えた分、読みやすい。

 

また 先日 文庫本を買ったが、昔の文庫本と比べると、今の本はものすごく読みやすい、

文庫本の文字数をを調べると

1990年発行の本1ページに、18行×(一行)48文字  1ページ864文字

2004年発行の本1ページに、18行×(一行)39文字  1ページ702文字

2011年発行の本1ページに、15行×(一行)37文字  1ページ555文字

これだけ一頁当たりの文字数が減少すれば、当然ページ数が多くなり価格が上がる、

しかし、本は読みやすいから、高齢者にはうれしいが ・・・