先日、額縁を開けると、昭和53年(1978年)4月27日の新聞が中に入っていました。
ものすごく活字が小さい! 一行15文字! 今の新聞は一行12文字
この数字だけでは文字の大きさが実感できないが、
昔の高齢者は新聞を読むのも大変だったと思う。
朝日新聞の活字の変遷を調べると
【1951】92行15文字×15段(20,700文字)
【1981】86行14文字×15段(18,060文字)
【1991】82行12文字×15段(14,760文字)
【2001】75行11文字×15段(12,375文字)
【2008】75行13文字×12段(11,700文字)
1981年以前に比べれば、現在の新聞の文字数は56.5%。半分近くにまで減ったことになる。
上の写真は、上が1段15文字時代の紙面、下が12段で1段13文字の現行紙面である。
ニュース 記事が少なくなったように思うが ページ数が増えた分、読みやすい。
また 先日 文庫本を買ったが、昔の文庫本と比べると、今の本はものすごく読みやすい、
文庫本の文字数をを調べると
1990年発行の本1ページに、18行×(一行)48文字 1ページ864文字
2004年発行の本1ページに、18行×(一行)39文字 1ページ702文字
2011年発行の本1ページに、15行×(一行)37文字 1ページ555文字
これだけ一頁当たりの文字数が減少すれば、当然ページ数が多くなり価格が上がる、
しかし、本は読みやすいから、高齢者にはうれしいが ・・・