KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ六候

2013年02月28日 07時02分13秒 | 日本の暦

季は春、季節は初春、24節季は雨水

六候=草木萌動(そう もく めばえいずる)  草木が芽吹き始める

(新暦2月28日~3月4日の五日間)

 

いよいよ春めいてきました。

地面からは草の芽がいっせいに萌えでてきます。これを「草萌え」とか「下萌え」といいます。

また 冬を越した樹木の冬芽がふくらみ始めます、そんなころの晴天は「木の芽晴れ」、他に「木の芽雨」「木の芽冷え」「木の芽風」 ・・・。

人々は木の芽をとおして天気を感じてようです。

 

歳時記

* 雛祭り、本来は上巳(じょうし)の節句といい、曲水の宴を催し、桃の花を浸したお酒を飲む行事でした。

それと、人形にけがれを移して川や海に流す風習が合わさったものが雛祭りだといいます。

雛人形を飾るようになったのも、女の子のお祝いとして定着したのも、江戸時代になってからと云われます。

* この時期に降る雨を「木の芽雨」と言い、この雨に誘われて芽吹くのは、わらびとぜんまいが代表格です。

* 山菜採り 昔から「春には苦みを盛れ」といわれています。抗酸化力の高いポリフェノール群が豊富に含まれているから、時期を逃さず自生している物を食べたい (でも こんな寒くては採りに行けない) 

* 旬の食材 「はまぐり」、対の殻以外とは絶対に合わないハマグリは、良縁をすすめる縁起物。すまし汁にして、旨みを味わう。

* 奈良東大寺の修二会(お水取り)が3月1日から14日までの2週間行われる。

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