技術分野での世代交代は激しいが、日本人の世代交代の動きが早まっている。
世代によってどんな特徴があるのか、自分がどの世代に入るのかを知らない人も多いはず。
世代間ギャップを感じたとき、相手を理解するヒントになりそうな各世代の傾向を調べました。
① 戦前派
天皇中心の帝国主義、軍国主義の教育を受けていた。日本の高度経済成長の礎を築いた世代。
② 戦中派
戦争で爆撃され逃げ回った戦中派世代は帝国主義教育を受けてきたが戦争の恐ろしさを体験し、日本の高度経済成長の礎を築いた世代。
米国流の民主主義教育を受けた市民派、
③ 団塊世代 1947~1949年生まれ
中卒の人々は貴重な労働力となり、金の卵と呼ばれた、大学では全共闘でベトナム戦争に反対し大学の改革を要求した。
戦後生まれの1期生である彼らの社会人デビューは70年前後で高度経済成長を成し遂げた世代。
企業が高度経済成長のまっただ中にある一方で、親世代に生活の余裕はなく、若者たちは自分で生計を立てることを迫られた。
仕事は生きる手段であり、会社から与えられるもの、指示されるものだったといえる。
④ しらけ世代 1950~1960年生まれ
政治的無関心が広まった時代の若者たちで、三無主義(無気力・無感動・無関心)などといわれました。
⑤ 新人類世代 1960~1965年生まれ
学生運動が下火になった時期に成人を迎え 登場したのが「新人類」
⑥ バブル世代 1965~1970生まれ
景気がいいバブル時代の消費時代の申し子で、自動車や、高級ブランド品をよく買った。
サラリーマンの働き方が大きく変わるきっかけとなったのがバブル景気。
⑦ 団塊ジュニア世代 1971~1974年生まれ
第二次ベビーブームになった。競争が激しい。
バブル崩壊後に登場するのが「団塊ジュニア」。広義には70年代に生まれた世代を指すが、
⑧ ロストジェネレーション 1972~1982年生まれ
失われた世代はロストジェネレーションと呼ばれ、不景気で就職ができずフリーターになる人が多かった。
⑨ バブルジュニア 1986~1994年に生まれ
バブル時代の親がいて消費が多い。
⑩ ゆとり世代 1987~2004年生まれ
ゆとり教育を受けてきた。パソコンやインターネットを使いなれている。
「ゆとり教育」と呼ばれる02年から10年に施行された学習指導要領に沿った教育を受けた世代。
◎ 上記の世代生年数はあくまでも目安です
参考 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO98989500Z20C16A3I10000/