今年の夏は、記録的な猛暑に加え、台風20号の来襲、同じコースで台風21号の想定外の被害、引き続き北海道地震、
自然の脅威に対して日本社会は「備え」は脆弱で、「想定外」の連続だった。
6月の大阪府北部地震では、身近にあるブロック塀の倒壊で女子児童が死亡する惨事が起きた。
7月の 梅雨前線による記録的な大雨被害の、西日本豪雨被害はいまだに解決されず、
河川の改修工事が行き届いていなかったり、ハザードマップが浸透していなかったり、
基本的な対策の不備が原因、これも「想定外」?
台風21語号の高潮と台風が同時に来襲で国際空港の閉鎖は「想定外」?
その上強風で流されたタンカーが連絡橋に衝突して多数の人が孤立状態となったが、
当初3千人と伝えられた孤立した人が、時を追って5千人、8千人と増えて、
対岸への移送もままならず、多くの人が冷房も無く長蛇の列に並び、やっと対岸へ、
今度は北海道で震度7の大地震、すると今度は北海道でブラックアウト停電、土砂崩れ、これも「想定外」?
自然は常に私たちの「想定」の隙を突いてくる、その「想定外」を想定するのが危機管理と思うが・・・
決して終わりのない「備え」に各自が努めたい。