KAZUの雑記帳

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昭和レトロ 言葉編 26

2020年03月05日 13時12分02秒 | 昭和レトロ 言葉

今日は24節季の「啓蟄」で、冬ごもりしていた虫達が動き回る頃となりました。

https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/5c452e3f3f48ac7040835d15d94f52ea

 

昭和時代に言われていて、死語になりつつある言葉を記します。

烟る (けぶる)

けむると言うと、家の中が煙でよく見えないようだが、けぶると言うと風景がぼんやりと霞んで美しく見えるようです、「けぶる」は「けむる」の古い形であり、古めかしさが言葉の味わいを作っていま す。

 

燻らす (くゆらす)

亡くなった昭和の作曲家 団伊玖磨氏 は名文家でもあり、随筆「パイプのけむり」は多くの読者に愛読されていた。パイプを燻らせながら好きなレコードに耳を傾ける、というのは愛煙家にとっては至福の一時であろう、

 

夜もすがら (よもすがら)

悩み多き青春の日に、友人と一晩中語り明かした経験を持った人も多いと思う、社会人となってからは、徹夜で仕事をした人も多いだろう、長距離トラックの運転手・24時間営業のコンビニや飲食店、現代社会は夜もすがらの社会です、「すがら」は初めから終わりまで、ずっとと言う意味で「夜もずっと」という意味になります。

 

 前 話        https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/fb449b706b9030c31818f420d65add73

言葉編の意図 https://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/cc3ee1249061a4b60bb520f9b053806a