廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

05,10月中旬、カワハラさんの歓迎会!

2005-11-14 17:26:31 | 8.裏部屋「the強制の里」

05,10月中旬の金曜日の夜、カワハラさん(カテゴリー7.楽しいヒトたちご紹介のSTAFF紹介9を参照)が共星の里に来てもうすぐ半年が経とうとしています。
慣れないところでの暮らしは本当に大変だったろうと思いますが、
そんな中で、共星のホームページ制作を少しずつ進めながら
いろんなコトで日々がんばってくれています!
かじピーの誕生祝いも兼ね、そんなカワハラさんの歓迎会を改めて催すことに。
えつこセンセーが腕をふるったごちそうがズラリと並ぶ
レストラン横の外のテーブルでみんなでカンパイ!!
シャケのクリームスパゲッティがすんごいウマかった~。

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05年10月、とある日の外観

2005-11-10 12:08:05 | 2.館内と常設のごあんない

写真右側に見える瓦屋根の部分が元講堂のレストラン。
赤い車の奥から階段を登ってレストランに入れます。

左に少し写っているのが大きなイチョウの木です。
今年は台風で早い時期にかなり実が落ちてしまったにもかかわらず、
この大きな木には、上の方にまだまだ銀杏がたくさん成っていました。

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また会う日まで。

2005-11-09 18:27:30 | 8.裏部屋「the強制の里」

アブさんは11/12日に福岡空港から、
画廊のオープニングのため北京へ向かいました。
その後ニューヨークへ帰宅後さっそく、共星の里にメールが届いたそうです。
秘書の方が訳してくれていましたので、ご紹介します。



皆さん改めてこんにちは、アブラハムです。

共星の里での日々は私にとって素晴らしいものでした。

優しさや寛容、想像力、助け合い、愛を終始感じる事ができ

今回このような機会を与えて下さった事に心から感謝しております。

そしてお互いこうして知り合う事が出来た今回のイベントにも

大変感謝しています。

今後とも様々な形で親交を深めていきましょう!

                           アブラハムより



アブさん11日間、アンナさん7日間と共星の里に滞在中、
大きなアート作品がドンと置かれている小さな教室を2つ
それぞれの部屋として使ってもらっていました。
ホテルのようなサービスというわけにはいかない上、慣れない所での滞在は
きっと不便な部分も多々あったことだろうし...ここの事、
お二人はいったいどんなふうに感じたんだろうか?? な~んて
思っていましたが、
アブさんのメールを見て安心し、とてもうれしく思いました。
アンナさんも、部屋にお礼のメッセージとニューヨークとセントピーターズバーグの連絡先を残してくれていたそうです。
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読売新聞11/1記事の内容

2005-11-09 18:20:19 | 3.05~24年の企画展告知&展示

共星で企画展開催中のアーティスト、アブラハムさんが
取材を受けに行った福岡の読売新聞の担当記者さんが
先日、改めて共星の里に来てくださり、展示風景を撮ってくれて、
2005年(平成17年)11月1日(火)付の新聞に写真入りで
わりと大きめの記事にしてくれていました。

内容をご紹介します。文字ばっかりになっちゃいますが、
とてもわかりやすくまとめてくれているのでぜひ読んでください!


 「出会いこそアート」
 米の芸術家 甘木で個展 地元の人々の顔写真展示

ニューヨーク在住のコンテンポラリーアーティスト、アブラハム・ルベルスキー(65)の個展「インターナショナル カーニバル展」が、福岡県甘木市の「共星の里」・黒川INN美術館で開かれている。彼が出会った地元の人々の映像を流し、顔写真を展示するという、日常生活を素材にしたコミュニケーション・アートだ。どの表情も自然で心が和んでくる。
 共星の里は市の山間部にある、廃校になった小学校を改装した芸術センター。
2階の一室のスクリーンには、運動会や稲刈り、居酒屋での語らいなど、作家と地元の人たちとのふれあいの様子が写し出されている。壁には、300人以上の顔写真も張られている。
甘木に滞在した間に撮影した作品で、「まれびと」を自然に迎え入れた山村の人々の温かさが伝わる。
 隣室では、来場者に名前と住所を記帳してもらい、作家が制作したドローイングを無料配布している。ニューヨークでも同様の趣向の個展をし、その際の来場者の記帳も展示されている。甘木とニューヨークの見知らぬ同士が、彼を「媒介」にしてコミュニケーションをとっている、というわけだ。
 ルベルスキーは、ポーランドに住んでいたユダヤ人の両親が迫害を逃れて移住した先のロシアで生まれ、10歳の時に渡米した。「アメリカでいろいろな人と友情を結ぶことの素晴らしさを知った」と語り、それが現在の表現につながっているという。
 撮影する際は人や場所を選ばず、わずかな時間を共有する。「そこには、肩書きも階級も権力も、何も関係ありません」。温厚で好奇心旺盛な人柄が、相手の心を開かせているようだ。
 世界中の美術情報を掲載した隔月雑誌を2冊発行する出版人でもある。1日に3万件のアクセスがあるという雑誌のホームページも彼にとってはコミュニケーション・アートの一つ。「出会いこそがアート」という考え方がよく伝わってくる展示だ。
 入場料はドリンク付きで500円。12月4日まで。
 問い合わせは共星の里(0946-29-0590)へ。
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お見送り。

2005-11-08 16:06:02 | 8.裏部屋「the強制の里」

10月12日(水)アンナさん・アブラハムさんといよいよお別れの日。
10日が祝日だったので11(火)・12(水)と共星は休館日。
みんなで見送りに行くことにしました。
アンナさんはニューヨークへ福岡空港から朝8時の便で、
アブさんは11時の便で。

アンナさんを見送った後、3時間ほどの待ち時間の間、
アブさんの「海が見たい」との希望により、
福岡ドームすぐ近くの渡船場からフェリーで10分の
博多湾に浮かぶ周囲12キロの小さな島「能古(のこ)の島」へ行きました。

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海の家とアブさん

2005-11-08 16:02:19 | 8.裏部屋「the強制の里」

小一時間ほど歩いて、階段状になった防波堤に誰とはなしに腰掛け、
そこでちょっと休憩。
ふと前を見るとそこにもいい感じに古びた建物が1軒ありました。
軒先に煉瓦で組まれた炭焼き場みたいなのが2つあり、元は海の家だろうという話に。
またアブさんとカズさんがここを見ながら何やら話している側で、
私は、こんなところで夕日を見ながらみんなでビール片手に新鮮な海産物メインのバーベキューなんかしたらサイコーだろーな~!!...
と心の中でよだれを垂らして見ていたのだった。

(※キャンプ場や遊べる公園施設、食事どころや宿など島内にはいろいろあるみたいです。)
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能古の想い出。

2005-11-08 15:56:03 | 8.裏部屋「the強制の里」

本当に、何にもないし、何もしなかった。
ただただ、海沿いをぷらぷらと、みなで歩いた。
それだけなのに、なぜだろう?
とてもいい想い出になったような気がします。

初秋のぽかぽか陽気とおだやかな海と風、
きらきら光る山々の緑、の~んびりとした気分......

何もしていないからこそ、その空気感みたいなものだけが
より強く心の中に残っているみたいです。

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