廃校利用 山里の美術館「共星の里」

福岡県朝倉市黒川の「共星の里」のイベント情報や楽しい体験記を掲載。
左下のお好きなカテゴリー(1~16)毎にどうぞ!

次々に塗られ、あちこちで悲鳴が!

2006-11-11 23:05:45 | 8.裏部屋「the強制の里」

ヒートアップした後半は、顔に「空き」があろうものなら、ムリヤリ埋められていくという、絵の具を持った人と目が合うととたんに餌食になってしまうような、そんなメチャメチャな状態。
(こんな写真揚げちゃってイイんだろうか....といいつつ揚げちゃう私。ごめんなさい。

「おしりわに チュー」とコラボ

2006-11-11 23:01:12 | 8.裏部屋「the強制の里」

盛り上がりもピークを迎えた頃、
ついにこのようなパフォーマンスが。
講堂の住人「おしりわに チュー」と「おしりわに バキューン」というタイトルの彫刻、共星ではお馴染みの八尋晋さんの作品ですが、
この2体と、上半身まで塗りたくられた作家さんがコラボレーション!

「おしりわに バキューン」とコラボ

2006-11-11 22:59:16 | 8.裏部屋「the強制の里」

写真によく写ってはいませんが、腹には大きくオバQみたいな顔が描かれてあり、ほとんど「博多ぶらぶら」状態。このお菓子の昔のCM憶えていますか?
もう笑うしかナイっ!てカンジ。
サイコー!にはじけていました。

私、いまだに、
この時間以外でのこの顔ぶれの中で、いったいどの人だったのかが、
ハッキリと把握出来ていません。
とにかくこの印象が強くて。半年たった今でも
これ見てると思い出して、やっぱり笑えます。

なんか、学生時代に戻ったような楽しさでした。

こんな美術の先生に教わりたい!

2006-11-11 22:55:26 | 8.裏部屋「the強制の里」

このメンバーのほとんどの方が美術教師や絵やアートを「教える立場」の方々なんですよー。
学校の先生と聞いて思い出したのは、自分の中・高時代の美術の先生のこと。
どちらも、教師をする傍らで自分自身の作品づくりもずっと熱心に続けておられる先生でした。
物心ついた時からお絵かきが大好きだったので、おぼろげにとにかくそっち系のお仕事につきたいと考えていた私は、美術の教師になろうとは思ってはいませんでしたが(なりたくてもムリ!)それでも「生計を立てる仕事としての先生をしながら、自分の作品の追求も続けるなんてスゴイ!本当に美術が好きなんだな...」とすごく尊敬の念を抱いていました。(当時そんな風に思っていたなんて先生にはぜんっぜん伝わってはいなかったでしょうけど
今思えばそんな先生に教えてもらえた事をとても感謝しています。
そんな先生から学んだ事は、無意識下の中で何か大きなものがあったのではないかナ~と思います。
っていうか、
このパーティーで、この作家さん方に、
そのことに初めて気がつかせられた...という感じ。

いろんな活動をしながら自分のアートを追求し続け、
定期的に展覧会をし、楽しむ時はとことん楽しむ!そんな、こんなに素敵な美術の先生たちに教えられる生徒はラッキーだ!!と心から思った次第です。

ここでお知らせ

2006-11-06 18:03:13 | 8.裏部屋「the強制の里」

慢性的な人手不足等、いろんな悩みをかかえながらも、
「みんなの創意工夫と情熱」が燃料となって、
少しずつ前進を続ける「共星の里」。

私が、そんな「共星の里」に関わって7年が経とうとしています。
自分自身も、生活に余裕があってお手伝いを続けているワケでは決してありません。
だから何度も「私達、夫婦で何やってんだろ?」と不安や疑問にぶつかる事を
何度も繰り返しながらやってきました。
それは私たちだけじゃなく、他のみんなも全員
きっとそれぞれそうだったろうと思う。

しかし、それでも、少しずつ自分が出来ることを探しながら
「自分はいったい何がしたいのか?」「ここで何を見つけたいのか?」という思いを持ち続け、
いろんな所からやって来るいろんな人に触れたり話しを聞いたり、
いろんな出来事の中で味わう自分の無能さやダメさ加減に情けない思いをしたり
反省したり悲しんだり喜んだりしながら、
だんだんと「楽しむ事に集中することが出来るようになってきた自分」を
発見できるようになりました。
(自分の問いの「答え」はまだまだ見つかりませんが...)

本来、社交性の無い内向的なところがある私。
出たら出たでとりあえず普通に振る舞おうとはしますが、
人の目や思惑が異様に気になったり、
言われたりされたりした事にひどく弱く、ささいな事で傷ついて落ち込んだりしちゃいます。
そんな自分がイヤでイヤで......。
家から出たくない!人に会いたくない!!(※今もしょっちゅう思う)という思いを、
べりべり~っっと自分でムリやり引き剥がすようにして
イヤイヤ共星に(だったら行くな!ってカンジですが...)出かけていく事も正直何度もありました。
しかしそんな時こそ、なぜか得るものが大きく、
その日共星で話した人との会話の中でとっても勉強になる要素が多くちりばめられていたりすることに気が付かせられたり、後から「やっぱり行って良かったな」とじわ~っと思ったりとかしたものです。

他の事でも「行けば勉強になるだろうな..でも気が進まない.....」っていう時、
そんな時にはいつも「行くからには楽しもう!」という言葉で自分を一生懸命切り替えます。
別に一生懸命でなくとも自然にそれが出来るようになれば
きっと自分の成長はもっと早いのかもしれませんが。
共星には、スタッフも含めそういう事が大得意な人がけっこうやって来ます。
一言で言えば「とにかく人生を楽しんでいる人」とでもいいましょうか....。

最初は一般論としての言葉でしか言えてなかったかもしれない、
わかっている「つもり」でしか言えてなかったかもしれない
「お金には代えられないものが有る」という言葉が、
最近は、自分の中でしっかりとした「実感」で感じられるようになってきたように思います。


とにかく、うまくは言えませんが、
あそこで体験するいろいろなコトがとても「楽しい」んで、
それを、なんかの形で表現したい、こんなオモシロイことを誰かにも伝えたい、
しかもそれが共星の「今」をひとりでもたくさんの人に伝えるツールとなれば!
と思い、勝手に始めたこのブログでした。
1年半弱たった今、
「更新が遅い!!」なんていうありがたい文句を内外からいただけるようにまでなり、
やっとこのブログは「共星オフィシャル」になってきたような気がしています。

ホントにうれしいです。

だからこそ旬な共星の情報を、次々に揚げていかなければならないのに、
なかなか追いつけない現実があります。

..............ということで、旬な自分の気持ちをなぜか長々と書いてしまい、
すっかり前置きが長くなりましたが................


お 知 ら せ ! ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

カテゴリーの中に新たに「5.STAFFよしえの部屋」が追加される運びとなりましたー!!
これからは、共星で毎日を過ごすがんばるスタッフよしえチャンに
旬な情報を旬な内に、じゃんじゃん揚げてってもらいます!

いちおう私もこのまま続けさせてもらいつつ、
同時に共星の里から直接よしえチャンにもこのブログに
UPしてもらえるように只今準備中!

これからも、ぜひぜひ覗いてやって下さい!!
よろしくお願いしま~す。

フトン干しまくり。

2006-11-04 21:42:19 | 8.裏部屋「the強制の里」

実は、5/3からの企画展「カリフォルニア アート コネクション」のオープニングパーティに、たくさんの作家さんたちが来てくださり共星に宿泊されることになっていたので、休館日の月・火曜日を使って展示の準備&宿泊準備をしていたからなのでした。

広い共星の里では以前お話しましたように、掃除や展示入れ替えはけっこう大変です。
この、おフトンの世話も毎回「大変だナ~っ」て思います。
フトン干しに関して私がお手伝いできるのは年に3~4回程度ですが、
それ以外にも、お客さんが宿泊する度に干しているわけで.....
どうしても人手が無くて、しかたないので数名分のフトン
干して入れ込んでの作業をよしえチャンが一人で全部した!なんて事もあったようです。
ホントご苦労サマ!

そうそう、
写真に写っている「フトンを掛けてる木の棒」にご注目。

掛け干し米ってありますよね。
収穫後の稲を一定量ずつ束ねて、田んぼでズラーッと掛けて天日干しするやつですが、
この木のセットはそれ用に使っていたものなんだそうです。
農家からいただいたものですが、なかなか便利!かなりの重宝者!

ほぼ同じ長さの細めの杉の丸木を、3本一組で片端をヒモで束ねてあるだけ。
その足をうまく広げて立てて(3本でバランス良く地面に立っちゃうのです)、
2箇所につくったソレの上に長い真竹をただ渡して乗っけると、
かなりの重量に耐える安定した物干しの出来上がり。
しまう時はただパタパタと木を束ねて積んでおくだけ。

よく写ってないですけど、ここに3セット、左に出たところにも3セット位作って、
掛け・敷き・毛布と20枚以上は効率的に干せてます。

昔の人の知恵による、誠に「シンプルでスバラしい道具」だと
使う度に感心させられ、ありがたく思うのでした。