今朝は朝から雨が降ったり止んだりだったので、散歩には行かずに、薪ストーブに火を点けて、ストーブの前で寛いでいました。
一人用のソファーの様な椅子に座って小さな机の上にパソコンを置いて、ヤフーニュースを読んだり、ユーチューブを見たり、ネットフリックスで何か面白い映画はないかと探したりしていました。
昼ご飯に自家製のズッキーニとジャガイモと玉子のラーメンを食べた後は、散歩に出発。1時間半程で切り上げて帰宅した後、パソコンの表計算ソフトを使って馬小屋を作る為の木材やトタン板の費用を書くことにしました。バニングスというホームセンターのサイトでどんな木材がいくらかかるのか調べていたのですが、素人なので、どんな木材が最適なのか、あまり分かりません。ただ、屋根の下の梁には屋根の上に乗って作業をしても折れてしまわないように、ある程度の幅があるものを使わないと、非常に危険です。この表を作る理由は、家で預かっている馬主のロビンに送って、費用を折半してもらうためです。
薪ストーブの前でコンピューターで仕事をしていて、ふと窓の外を見ると、ニールとペム夫妻が家の前の道を散歩しているのが見えました。今日は家族も皆、家にいることだし、招待するには丁度良い機会だと思い、台所の窓を開けて、「おーい!ニール、ペム!」と大声で叫んだら、僕が呼んでいるのに気が付いてくれました。「家に来るかい?」と尋ねたら、家の門を開けて、入ってきました。
ニールとペムご夫妻の家には4度程、散歩の途中にお邪魔しているし、梯子に着ける道具を貸してもらったこともあるので、親しいご近所付き合いがあります。
こちらでは、日本の様な町内会、自治会の様なものは存在せず、勿論、回覧板もありません。なので、近所付き合いが疎遠になることは多いです。でも、ニールやペムの様に毎日散歩をして、道ですれ違った時に話すようになれば、友達になれます。
近所といってもニールの家迄は距離にして2キロほどで歩いて20分程かかります。場所にも依りますが、この辺りで2キロは散歩コースの途中で、歩いて行ける所は近所という感覚です。日本でも同じ道を毎日散歩をすれば、同じ人挨拶をして、話すようになり、友達になれるのではと思います。
薪ストーブの前でお茶を飲みながらご夫妻と話して驚いたのは、ニールとペムは現在68歳と67歳なのですが、50歳の娘さんがいらしゃること。お二人が高校生の時に娘さんが生まれたようです。そして、既に孫と、血が繋がっていないものの、曾孫がいるとのことです。ご夫妻は僕らより10歳年上ですが、ペムは週に3回、ジョギングで10キロ走る、とても活発な女性です。ニールもほぼ毎日作業小屋で木材工作をして色々な物を作っているそうです。彼らは僕にとってもリタイアの先輩で、参考になることが多いです。
この様に、散歩中に窓から声をかけて、自宅に招待できる関係は非常に良いと思うのです。
それでは、明日も、このブログでお会いしましょう。