今日は午後から来月に数日間頼まれた知らない職場でアルバイトの打ち合わせがあったので、午前中からソワソワしていました。昼ご飯の後、眠くなって打ち合わせに支障をきたすと困るので、散歩にも行かずに自宅で待機しておりました。
遅れるといけないので、打ち合わせには30分前に到着。車の中で時計を見ながら緊張しておりました。
「ヒロシは既にリタイアしているのに、何でまたアルバイトを?」と思われた方もいらっしゃると思います。もう2年半ほど前に仕事は辞めたのですが、、、今回は他社の知人(女性のAさん)から連絡があって、、、やはり女性から仕事を頼まれると断りにくいのです。以前、彼女から2か月のアルバイトのオファーを頂いた時には丁寧にお断りしたのですが、、、今回は、じゃあ、3日間はどう?と頼まれたので、では、3日だけで良いのなら、ということになりました。
3日間のアルバイトは来月の中旬なので、未だ先の話です。アルバイトのお金でこの冬のスキーのリフトチケットが買えると思えば、久しぶりに頑張らねばと思えます。
それに、たまにこうやって、自分を必要として下さる方がいるのは素直に嬉しく、期待に応えたくなるのです。まだ社会から必要とされている気がして、、。本当に、たまにするアルバイトなので、自由がなくなるなどと考えなくても良いし、知らない職場を拝見させてもらうのも良い刺激になりそうです。
でも良く考えてみると、リタイアしてからは仕事、つまりモノやサービスの生産者の側には立たなくとも、生きている限りは、消費者の側には立っているわけで、お金を使う事で社会には貢献しているのではないでしょうか。それに数社の株式を保有しているから、一応、理論上は企業のオーナーでもあるし(微々たるものですが)、牧場で馬を預かることによって、馬のオーナーの役に立っているし、父親として、たまには子供の役に立つし、主夫として妻の役にも立つように心がけています。
なので、リタイアしても、十分に社会に貢献していると思いたいです。
さて、今日のお題ですが、ヤフーニュースを見ていたら、50年後の日本の人口が推計で8700万人になるという記事がありました。つまり、今の人口の3分の1がいなくなるということですね。そして、1割は外国人になるのだとか。
明治維新の頃の日本の人口は3千万人程、終戦後は7千万人程ですから、100年前の人口に戻るだけのことですね。人口が減ること自体はそれ程問題ではなくて、問題なのは、その人口構成ではないでしょうか。今より更に子供や若者、労働人口が減り、高齢者が多い社会になる、かなり歪な社会になるようです。最大の雇用先は高齢者施設かも知れません。勿論、2070年でなく、2050年頃の、僕が平均寿命に達した頃には既に、かなり歪な人口構成になっているようです。
日本の年金制度を維持する為に政府がすることは、年金の支給開始年齢を今より遅くするのは明白で、2050年頃には、例えば70歳か75歳からしか年金が貰えないようになるかも知れません。つまりある程度の貯蓄がない人は70歳か75歳まで働かなければなくなる社会が来るのは避けられないと思われます。
でも皆さん、そんな高齢になるまで働くのは嫌ですよね?だって、それなら、ほぼ死ぬまで働くってことで、退職する頃には健康寿命がすぐ近くまで来ていて、遊ぶ時間がないですよ。退職と同時に高齢者施設に入居する社会。何のために生きているのか分からなくなりますよね。外国から見ると、日本人は働くためだけに生まれてきたのかと思われてしまいます。それにそんな国に移民が来るとは思えません。そして、海外に出ていく日本人もこれからはどんどん増えていくのは間違いないと思います。フィリピン人の様に海外に出稼ぎに行く若者が増えるのも時間の問題かもしれません。若者が海外に出ていくと、日本の人口構成は更に悲惨なものになるでしょう。なので、この推計にはかなりの希望的観測が混ざっている気がします。
そんな高齢まで働かなくてもいいように皆さん、しっかり貯めて、増やして、あなたの同僚よりも早くリタイアしませんか。その方法はただ一つ。人と同じことをしない事。人と同じことをしていては、人より早くリタイア出来る訳がありませんので。
それでは、また明日も、このブログでお会いしましょう。