急行特急は行く…

恵みであってもうっとおしい、梅雨の足音がし始めた。その証拠に、沖縄は、今日から灰色デイズの時期に入ったらしい。しかもかなり遅れてのシーズン入りで、あらびっくりである。嫌な事は遅く始まって、速やかに退散して頂けるとよいのだが、そこは世の常、うまくはいかない。
アジサイの花も蕾らしき物をつけ始めている。花屋ではもう売られていたりする。
傘の季節よ、まだくるな…といういのりを込めよう。

何となく食べたくなったので、買ったぶどうである。梅雨前の暑い日ではあったが、感じる風には、まだ冷たさがあった。
ぶどうは俳句詩歌の中では秋を示すものらしいが、私は何故か夏である。

何の話をしようか。ネタに詰まった朝を迎えている。無機質な朝を迎えたなぁと思う。何かを強くとは行かないまでも、何も感じられない事は時としてあるが、人は言葉を求める。
言葉に出来ないことは無理にしないことにした、と何かの歌われていたよーな気がするし、沈黙は金なり、なんて言うが、いつでもこう「話題の引き出し」は多く持ちたいなぁ…と思うばかり。

久しぶりに、ナメクジウオを見た。貝殻を持っていないだけで、気持ち悪がれるが、立派な害虫らしい。何かの菌の媒体役だったような、植物を枯らせる役回りだったような気がする。
昔、『忍玉乱太郎』というアニメに、キサンタというキャラがいて、ナメクジウオが大好きな設定でありツボの中で飼育し、散歩までさせる変なキャラを思い出した。
沖縄がそろそろ遅い梅雨入りを果たすそうなので、ナメクジウオの活動の場も広がるであろう。ジメつきたくは無い。