急行特急は行く…

晴れ渡った空。今日１月１４日の昼頃に撮った物である。
鮮やかな色。
この色を掴もうとしても掴めないかもと不意に思う。単に容器だけが、淡い色で、中身は無色透明な水しか入っていないような感じで、実体はあってない様なもの。
青い鳥を掴んでみたら、青く無かった…以前、ファンのシンガーがそんな話を口にしていたが、この空の色も案外そんな感じなのかなとも思う。掴みたくても掴めない。美しい物。
美なるものは、遠巻きに観るからこそ美しく、近付けば別にどうと言うものでもない。空の青さもまた例外ではなく、見上げるからこそ、遠くを見上げるからこそ、手が届かないからこそ美しいのだろう。

何を書こうか、まったく考えていないままに、記事を書く。頭の中は白い。その白い中に、ストップウォッチがあって、針だけが動いていく、という感覚。別に、タイムリミットがある訳ではないが、１話何か話を書かないとならない、と迫り来る物を感じると、やはり書けない。とはいえ、無制限に時間があれば良いという訳でもなく、やはりダメな時はとことん罠にはまった様に、やれないもの。そんな物だろう。
昨今、同じ話の繰り返しですっかり、その形態になれてしまい、本来の姿を忘れてしまった感がある。その前に、確たる姿なんてあったのか？と問われると答に窮する。
指針もなく柱もないのが特徴で、触れば壊れる。そんなもの。