↑斜め読みと読みとばしで読破。内容があんまり頭には入っていないが、総じて、苦しい現実に参る寸前だったり呆れ果てて物が言えなくなって、最早、現実と生きる日々に希望や夢が持ちにくいような境遇の主人公達が描かれて居た。夢を見ずにおやすみ、とりあえず寝るときくらいは安らぎの為の、眠りと言う快楽用の夢だけは見てもいいんじゃない――と言う作者の想いもあったように私には思えたし、主人公達の明日と言うやって来るその日に夢は
ないのだから、せめて眠るときだけは夢を見ることを許して、と言う気持ちの表れが、そんなタイトルを生んだのか?と思えた作品であった。