1.飛んでイスタンブール/庄野真代 1978年4月
この歌は好きである。
「ノリ」がいいと思うのである。
作詞:ちあき哲也、作曲:筒美京平、である。いわゆる「歌謡曲」にジャンル分けされてもいいかんじなのであるが、なんとなくニューミュージックにいろわけされているようである。
この歌の一番のいいところは「ドライ」感というか、乾いたカンジ、だと思う。
多分、失恋の歌なのであるが、やせ我慢しているような強がりが、湿っぽくなくて乾いた風に吹かれているような、さわやかさがある。
庄野真代の声と歌い方、そしてイメージにぴったりしていたから、なおさらよかったんだろう。
2.ガンダーラ/ゴダイゴ 1978年10月
ゴダイゴを知ったとき「ああ、日本の音楽も本当に変わった」と思った。
英語が「単語」だけ使われているのではなく、歌詞になっている。
外人がバンドメンバーにいる。
日本のメロディーとはちがったカンジの楽曲。
すごいなあ、と思ったのである。
そして、これはもうついていけない、と思ったのであった。
このころから、私の音楽の好みは、時代の先端をいくような歌から離れていった、と思うのである。
3.涙の誓い/アリス 1978年3月
この歌の1曲前「冬の稲妻」がアリスをビックにした。
それはツイン・ボーカルとリズム感というアリスの特徴を、凝った歌にしないで、割と単純な形で表すことができたからだと思う。
この歌も冬の稲妻もわりと簡単なコード進行でシンプルなメロディー、それでいてツインボーカルの聞かせどころもある、アリスのサウンド確立、といった感じがしてものである。
これ以降はビックになった「勢い」と確立されたサウンドに裏づけされたカンジで、発表する歌がみんなよく聞こえるようになる、そして過去の歌までもが再評価され、いよいよアリスはビックになっていったのであった。
4.ボサノバ/福島邦子 1979年12月
なんとなく聞いたことがあるような気もするが、まあじっくりと聞いたのは今回が初めてだと思う。
いい歌ジャン、というのが感想。
説明を読むと、81年に研ナオコがヒットさせたという。
もしかしてそちらで聞いたのだろうか。
ちょっと難しそうな歌で、当時の私は単純明快を好んでいたので興味を持たなかったんだろうと思う。
5.孤独のマラソン・ランナー/自切俳人とヒューマン・ズー 1977年6月
この歌も初めて聞いた。
自切俳人とは、北山修だそうで、そういわれればそういうような歌だと思う。
それにしても、1970年代後半、私はどんな歌を好んで聴いていたんだろうか?
そういえば、FMラジオのエアチェックもあまりしなかったような気もするし、そもそもラジオを聴かなくなっていた。
音楽から少し遠ざかっていたような、そんな時代だったのかもしれない。
6.青春/松山千春 1978年4月
そういうわけで、松山千春や中島みゆきにもあまり興味を示さず、松任谷由実もあまり好きではなく・・・
サザンオールスターズやツイストはよく聴いていたような気がする。
それから、このころから「カラオケ」がどこの店に行ってもあるようになり、カラオケで歌えるようなものを探していたような気がする。
さて、松山千春は嫌いではない。
しかし、このころの松山千春は「キレイ」「繊細」で、ちょっと自分のイメージとはあわないような気がしていたのである。
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この歌は好きである。
「ノリ」がいいと思うのである。
作詞:ちあき哲也、作曲:筒美京平、である。いわゆる「歌謡曲」にジャンル分けされてもいいかんじなのであるが、なんとなくニューミュージックにいろわけされているようである。
この歌の一番のいいところは「ドライ」感というか、乾いたカンジ、だと思う。
多分、失恋の歌なのであるが、やせ我慢しているような強がりが、湿っぽくなくて乾いた風に吹かれているような、さわやかさがある。
庄野真代の声と歌い方、そしてイメージにぴったりしていたから、なおさらよかったんだろう。
2.ガンダーラ/ゴダイゴ 1978年10月
ゴダイゴを知ったとき「ああ、日本の音楽も本当に変わった」と思った。
英語が「単語」だけ使われているのではなく、歌詞になっている。
外人がバンドメンバーにいる。
日本のメロディーとはちがったカンジの楽曲。
すごいなあ、と思ったのである。
そして、これはもうついていけない、と思ったのであった。
このころから、私の音楽の好みは、時代の先端をいくような歌から離れていった、と思うのである。
3.涙の誓い/アリス 1978年3月
この歌の1曲前「冬の稲妻」がアリスをビックにした。
それはツイン・ボーカルとリズム感というアリスの特徴を、凝った歌にしないで、割と単純な形で表すことができたからだと思う。
この歌も冬の稲妻もわりと簡単なコード進行でシンプルなメロディー、それでいてツインボーカルの聞かせどころもある、アリスのサウンド確立、といった感じがしてものである。
これ以降はビックになった「勢い」と確立されたサウンドに裏づけされたカンジで、発表する歌がみんなよく聞こえるようになる、そして過去の歌までもが再評価され、いよいよアリスはビックになっていったのであった。
4.ボサノバ/福島邦子 1979年12月
なんとなく聞いたことがあるような気もするが、まあじっくりと聞いたのは今回が初めてだと思う。
いい歌ジャン、というのが感想。
説明を読むと、81年に研ナオコがヒットさせたという。
もしかしてそちらで聞いたのだろうか。
ちょっと難しそうな歌で、当時の私は単純明快を好んでいたので興味を持たなかったんだろうと思う。
5.孤独のマラソン・ランナー/自切俳人とヒューマン・ズー 1977年6月
この歌も初めて聞いた。
自切俳人とは、北山修だそうで、そういわれればそういうような歌だと思う。
それにしても、1970年代後半、私はどんな歌を好んで聴いていたんだろうか?
そういえば、FMラジオのエアチェックもあまりしなかったような気もするし、そもそもラジオを聴かなくなっていた。
音楽から少し遠ざかっていたような、そんな時代だったのかもしれない。
6.青春/松山千春 1978年4月
そういうわけで、松山千春や中島みゆきにもあまり興味を示さず、松任谷由実もあまり好きではなく・・・
サザンオールスターズやツイストはよく聴いていたような気がする。
それから、このころから「カラオケ」がどこの店に行ってもあるようになり、カラオケで歌えるようなものを探していたような気がする。
さて、松山千春は嫌いではない。
しかし、このころの松山千春は「キレイ」「繊細」で、ちょっと自分のイメージとはあわないような気がしていたのである。
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