読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

皇居一周

2016-10-15 22:46:15 | 日々雑感
金曜日に会議で上京した。

そして今日帰路につく前に、皇居を一周しようと思い立ち、スーツ姿で決行したのであった。
暑かったなあ。

東京駅から地下街を抜け、和田倉門前がまあ出発地点。
すぐ、巽櫓と桔梗門が見える。



地下街から上がってくる途中から「外国語」が聞こえてくる。英語ではなく、多分なのだが「スペイン語」ではなかろうか?
皇居前は外国人でいっぱいで、なんだか日本人でいることが恥ずかしいような気がするくらいである。

ゆっくり歩いて、二重橋へ。



で、今日初めて知った。「二重橋」の意味。前の石橋と後ろの鉄橋が一緒に見えるからなんですね。
これまでなぜあの橋を「二重橋」というのか不思議だったが、ガッテン!である。
(ちなみに上記の説はウィキペディアでは採用に逡巡しているようである)

そこから桜田門へ。
実はこの桜田門が一番気にかかっていた。


門外は工事中であった。


そして、まあランナーの多いこと、多いこと。思い思いの服装ではあるが、ちょいと目に毒でもあったりして・・・
ちなみに、ランナーは反時計回りに走るのだそうだが、私は時計回りだったので、正面にランナーを見ることになってしまったのである。

そして、今「桜田門」といえば・・・



御存知「警視庁」である。

実は、私、総務省の会議(研究会)に5月から出席していて、その総務省の隣が警視庁だということは3回目くらいで初めて知ったのである。
で、今回、いつもテレビで見る角度から見てみたのである。(割と感動してしまった)

この次からはあまり面白くないなあと思いながら歩いていると「国会議事堂」があった。
とりあえず正門のほうに行ってみたのであるが、あまり感動しなかった。



最高裁や国立劇場を横目で見て、半蔵門から千鳥ヶ淵公園。そして北詰門から中へ入る。
ここで、ランナーと別れたと思ったらまた外人さんがいっぱい。

天守閣跡にいた日本人は私とお巡りさんだけ。

そして大手門から出て、振り返った。


60才にして、初めて皇居を一周した。

その感想は、外国人とランナーばっかり。

そして、緑の多い皇居から振り返ると



ああやっぱり東京なんだなあと感じることかな。
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還暦

2016-10-13 23:17:53 | 日々雑感
昨日12日、誕生日であった。
ということは、その前日の11日に満60歳ということになる。

還暦である。

還暦野球には参加していたので(年齢は学年で行うので、4月2日生まれが基準)、あるいは「還暦同級会」というのをいくつかやっていたので、誕生日を迎えて「還暦だね」としみじみすることもなかった。

とはいえ、まあ、誕生日であるということから、昨日は、紫波で購入した「にごり赤ワイン」を飲み、相棒を見ながらコークハイを飲み、ささやかながら祝っていたのである。

本日、仕事のため、あまり多く飲むことができないので、控えめでお酒を飲んでいた。

そう、そうなのである。
お酒が、翌日まで残る割合が増えてきている。
だから、翌日が休みで何もすることがない場合のみ、一杯飲もう!、と思うのであるが、翌日の予定なし、ということが少なくて、なかなか実現していない。

まあ、そんなわけで、あまり感慨もなく還暦の誕生日を過ごした。

ところが、本日、還暦を実感したのである。

本日は、耳鼻咽喉科の診察の日で、まあ、体のほうはそれほどのことでもなく、やれやれと精算をして、処方箋をいただいたのであるが、その処方箋に、ハッキリと明確に「60歳」と印字されており、「あらーっ!」と思った、というかドキッとしたというか、愕然とした。

なんだか、名前の次の年齢に60歳と印字されると「老」という字が見えて、自分が自分で無くなったような、そんな気持ちになってしまったのである。

世が世なら「年金」をいただく年齢になってしまった。

若いころ、60歳の人は、ものすごく老けて見えたし、実際、老けていたような気がする。
それが今、自分が60歳となったのに、なんだか、年老いた、という気持ちがしないのである。

これも、我々の先輩、特に団塊の世代がまだまだ多くいらっしゃることが、我々世代を若くさせているのだと思う。

社会的には若いが、体力的にはやっぱり60歳。
このギャップをどのようにしてすり合わせていくのか、それがこれからの課題だと思う。




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ワイン 自園自醸

2016-10-11 21:11:58 | 日々雑感
10月10日、ワインを求めて岩手県紫波町に行ってきた。

昨年、一昨年と「紫波ワイン祭り」に行っていたが、今年は10月1日、2日の祭の日は別件で行けなかったので、一週間遅れで行ってきたのだ。
 
久しぶりの「晴」の日で、心地よく車を走らせ、最初についたのは「道の駅:紫波」。併設されている「産直センターあかさわ」に入る。
ここは、数ある道の駅の中でも私が最も気に入っているところ。
産直センターといえば、主に野菜であるが、ここは果物なのである。
今の季節は、ぶどう、りんご、なし、ラ・フランス、など。

私は特にぶどうが好きなので、昨年まではいっぱい買っていたのであるが、ぶどうを食べると血糖値が極度に上昇するので、今年は我慢
で、おいしい「シャイン・マスカット」をワンパックだけにした。
また、すごく大きい梨「フロンティア」とりんごを購入した。


ちなみに、フロンティアは甘さ控えめであっさりとした味であった。

続いて、ワインを求めて、道の駅の後ろの「紫波フルーツパーク」に行く。
そして、予定どおり今年の新酒「にごりワイン」を購入、ついでにと言ってはなんだが、白とロゼも。

紫波ワインは「自園自醸」のワイン。つまり自分のぶどう園で作ったぶどうでワインを作っているのだ。
私はワインの味はわからないのだが、この「自園自醸」に惹かれている。
そして、にごりワインというのもなんだかいい。

まだ飲んでいないが、明日飲もうと思っている。

昼食は、紫波町
と盛岡市の境界にある(盛岡市側)「月の座(くら)」で、ワンプレートランチを頂いた。




これからはりんごの季節。
時々近くにある直売所に行ってみようと思っている。
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加齢

2016-10-06 21:44:24 | 日々雑感
今年になって、やたらと身体の不調が発生している。
その原因の大部分が「加齢」であることは、自分自身もよく知っている。
なので、あまりショックはないのだ。

ないのであるが、釈然としないものがあるのも事実である。

まず第一点は、この「加齢」という言葉である。
なんだか「響き」はいいのだが、その実態は「老朽化」ということではないか。

なので「加齢」などとは言わずに「老朽化」あるいはもっと直接的に「老人化」などと言ってもらえば、なお覚悟が定まるのではないだろうか。

近年、色々と言葉の置き換えがあり、戸惑うことが多いが、そもそも言葉は物事を区別するものであり、区別には「良い・悪い」「美・醜」「善・悪」「差別」があるものだ。

それなのにそれを曖昧にして、表面的に「穏便に」というのはいかがであろうか?

「本音と建前」の使い分けなどと言われるが、これは受け取る側が「建前」をどのように「本音」に置き換えて聞くのかと言うことが重要であると考える。しかし、近年は受け取る側が心地よいようにという、いらざる配慮が横行し、故に、ときに本音がぶつかりあうといびつな衝突が
発生し悲惨な結末となっている。

閑話休題
ということで、加齢という表現には違和感がある。

第二点であるが、本年手の指が「変形性関節症」
いきてと診断された。続いて昨日は、近年咳がでて大変であり、この8月から咳が止まらないことを受けて呼吸器科の診断を受けたのだが、つまるところ原因不明。

で、いずれも治療不能ということ。

なんといいましょうか、残り僅かな人生をその病とともに生きていってください。という診断と受け止めた。

「加齢」ということはそのようなことであって、やっぱり言い換えることでは、その真意が伝わらないような気がするのである。

織田信長の逸話の中で有名な「人生五十年」という言葉があるが、人の体というのは概ねその辺りが限界であったのに、生活習慣が変わったことや医療の進歩で今のような寿命になってきていると考える。

とすれば、これからはそれなりの覚悟が必要であるということ、それを加齢という言葉でほんわかとしたものに変えては駄目なんだと、つくづく思うのである。

本日後輩の訃報が入って、ショックを受けている。
彼は「加齢」で亡くなった、とは言えない。
そういう年齢であった、と思う。

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10月なのだ

2016-10-01 23:16:25 | 日々雑感
10月1日である。

平成28年度も下半期に突入!なのである。

ということは、私もあと6カ月でめでたく「定年」を迎えることになるということなのだ。

昨年度から、重い責任のある職務について、心も体も余裕がなくなり(しかし腹回りだけは余裕が増えた)なかなか読書に集中することができなかった、更に何かと発言するのも「いかがなものか」のような、負の自制心というか「何様になったのさ」感があり、ブログも休んでいた。

まあ、来年の4月になれば再開するということは、嘉壽家堂の社内会議において決定はしていたのだが(?)、若干繰り上げて始めてもいいんじゃないか、という思いもあり、「んじゃあ」ということで、本日よりめでたくも再開なのである。

って、この「再開します」パターンもこれまで何度も書いてきたことで、どこまで信用できることことやら、と我ながら疑問視している。
まあ、でも、なんとかなるでしょう。

さて、前回の更新が5月であったが、その後我が身に降りかかったことを思い出してみると
1、5月に野球で転倒、左手首骨折疑惑
  どうも「ひび」が入っていたらしく、自分では捻挫だと思っていたがなかなか治らないので聞いたところ、骨折だったみたい。

2、5月、両手の指が変形性関節炎と診断。加齢の症状ゆえ治療はなく、今後はガマンのみ。

3、7月には、右足の甲を捻挫。今でもスポーツの時はテーピングをしている。

4、8月に風邪をひき、今でも咳が止まらない。

という健康状態。

しかし、7月3日、念願であったギブソンのギターJ45を購入。
なんだか生活にハリがでたようで、ちょっとしたスキを見て奏でている。
なんだか腕前も上がったように思える音色である。

そんななか、ゆっくりではあるが本は読んでいる。
まあ5月から東京への出張が増え、新幹線での読書から続いて読むというパターンが定着してきている。

これまで読んだなかから少しづつ紹介していければと思っているので、よろしくお願いします。

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