秋吉敏子さんのことである。穐は旧正字である。
2月27日に仙台の東北福祉大学音楽堂<けやきホール>でソロピアノコンサートがあったので、行ってきたのである。
なんといっても驚いたのは、入場したとき坊主頭の男の人たちがいっぱいいたことである。「その筋」の人たちかと勘違いしそうになって思い出した。このコンサートの主催は「駒沢大学宮城県同窓会」と「東北福祉大学同窓会」で<曹洞宗>つながりなのである。
さて、秋吉敏子さんは1929年生まれ・・・ということは昭和4年である。
とても77歳とは思えぬ演奏であった。
休憩を挟んで約2時間、迫力ある演奏に魅了されっぱなしである。
私は、秋吉さんのアルバムを聞いたことがないので申し訳ないのだが、曲の合間に解説をしてくださるので、その曲の背景などあらためて知ったのだ。
ちょいとザンネンだったのは、聴く側がかしこまってしまって、いわば直立不動の体制で聴いていたことである。本当はもうすこしくだけたカンジで聴きたかったなあ、と思ったのである。
今回、秋吉さんの演奏を聞くのは2回目である。
前回は、ピアノトリオで、一番前、しかも秋吉さんと2メートルも離れていない場所で聴き、アドリブのとき歌いながら弾くことに強烈な印象を受けたのであった。
今回は遠くからなのだが、足を上げたり、足で床を叩いたり、掛け声をかけたりして、全身で音楽を表現する姿、そして時にはおどけたフリをつけたりして、ざっくばらんな演奏でもあったのだ。それだけに、こちら側がかしこまっていたのがザンネンなのである。
終わってでてきたら外は雨。
しかし、つらくない雨、であった。
2月27日に仙台の東北福祉大学音楽堂<けやきホール>でソロピアノコンサートがあったので、行ってきたのである。
なんといっても驚いたのは、入場したとき坊主頭の男の人たちがいっぱいいたことである。「その筋」の人たちかと勘違いしそうになって思い出した。このコンサートの主催は「駒沢大学宮城県同窓会」と「東北福祉大学同窓会」で<曹洞宗>つながりなのである。
さて、秋吉敏子さんは1929年生まれ・・・ということは昭和4年である。
とても77歳とは思えぬ演奏であった。
休憩を挟んで約2時間、迫力ある演奏に魅了されっぱなしである。
私は、秋吉さんのアルバムを聞いたことがないので申し訳ないのだが、曲の合間に解説をしてくださるので、その曲の背景などあらためて知ったのだ。
ちょいとザンネンだったのは、聴く側がかしこまってしまって、いわば直立不動の体制で聴いていたことである。本当はもうすこしくだけたカンジで聴きたかったなあ、と思ったのである。
今回、秋吉さんの演奏を聞くのは2回目である。
前回は、ピアノトリオで、一番前、しかも秋吉さんと2メートルも離れていない場所で聴き、アドリブのとき歌いながら弾くことに強烈な印象を受けたのであった。
今回は遠くからなのだが、足を上げたり、足で床を叩いたり、掛け声をかけたりして、全身で音楽を表現する姿、そして時にはおどけたフリをつけたりして、ざっくばらんな演奏でもあったのだ。それだけに、こちら側がかしこまっていたのがザンネンなのである。
終わってでてきたら外は雨。
しかし、つらくない雨、であった。