「君たちに明日はない」シリーズのPART4である。
PART4は小説新潮に掲載されており、今回は4月号に続き第2話である。
「君たちに明日はない」シリーズは、リストラをしたい会社から委託され社員のリストラを行う仕事をしている会社に勤める村上真介が主人公である。
リストラ請負人という設定であるので、後はリストラされる側の人がどういうのかが大きな焦点というか興味のポイントとなる。
前回はCA(キャビンアテンダント)が対象であったが・・・
今回は趣向が違っていて、リストラをする話ではない。
主人公・真介はつとめている「日本ヒューマンリアクト㈱」で面接部第2課の課長となった。課長となったのはいいのだが、何かが違うらしく、窓の外をぼうっと見ている時間が長くなった。
そういう真介をみて、社長の高橋が呑みに誘う。
呑みに誘われ行ったところに二人の人物が居た。
この二人こそ、社長の高橋が始めてリストラをしたときの相手であった。
二人の話を聞いていて、真介は違和感を覚える。
つまり、今リストラをしていて感じるものとは違う『行き方』のようなものである。
二人は、いわゆる団塊の世代。
団塊の世代の考え方は、真介にとって新鮮なものであった。
更に、何故社長の高橋がこういう仕事をするようになったのかも、高橋の口から語られる。
そうして真介は考える。
人にとって仕事とはなんなのか?
そして、そのなかで役職に就くというのはどういうことなのか?
そう簡単に答えは見つからないのだが、心なしか足取りが少し軽くなる。
というお話である。
どちらかといえば「番外編」という色も濃いが、リストラとは不要になった人物を切る、ということではないのだ、という高橋の考え方を知らないと、このシリーズもただただリストラすることが目的の会社の話となりかねないので、いいタイミングかとも思う。
ところで、皆さんは、何故仕事をされているのでしょうか?
私は、とりあえず答えを持っています。
だから、リストラされたときはその答えと付き合わせてみると思います。
そして答えを出すでしょう。
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リストラ請負人という設定であるので、後はリストラされる側の人がどういうのかが大きな焦点というか興味のポイントとなる。
前回はCA(キャビンアテンダント)が対象であったが・・・
今回は趣向が違っていて、リストラをする話ではない。
主人公・真介はつとめている「日本ヒューマンリアクト㈱」で面接部第2課の課長となった。課長となったのはいいのだが、何かが違うらしく、窓の外をぼうっと見ている時間が長くなった。
そういう真介をみて、社長の高橋が呑みに誘う。
呑みに誘われ行ったところに二人の人物が居た。
この二人こそ、社長の高橋が始めてリストラをしたときの相手であった。
二人の話を聞いていて、真介は違和感を覚える。
つまり、今リストラをしていて感じるものとは違う『行き方』のようなものである。
二人は、いわゆる団塊の世代。
団塊の世代の考え方は、真介にとって新鮮なものであった。
更に、何故社長の高橋がこういう仕事をするようになったのかも、高橋の口から語られる。
そうして真介は考える。
人にとって仕事とはなんなのか?
そして、そのなかで役職に就くというのはどういうことなのか?
そう簡単に答えは見つからないのだが、心なしか足取りが少し軽くなる。
というお話である。
どちらかといえば「番外編」という色も濃いが、リストラとは不要になった人物を切る、ということではないのだ、という高橋の考え方を知らないと、このシリーズもただただリストラすることが目的の会社の話となりかねないので、いいタイミングかとも思う。
ところで、皆さんは、何故仕事をされているのでしょうか?
私は、とりあえず答えを持っています。
だから、リストラされたときはその答えと付き合わせてみると思います。
そして答えを出すでしょう。
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