読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

総務部総務課 山口六平太 第50巻

2005-11-29 23:48:38 | 読んだ
六平太ももう50巻になってしまった。
なってしまったが、総務部総務課は相変わらず今西課長、有馬係長である。

さて、第50巻は「昇進拒否!?」と副題がある。
これは第二話で紹介されている。
六平太の同期である、営業の片岡が係長に昇進?という話。
片岡は自分より六平太が先に係長に昇進すべき、と考え、昇進拒否、とも考える。
さて、結末は・・・・

大きな事件が起こるわけでもないのに、スリルとサスペンスがあるわけでもないのに、おもしろいのである、この漫画。
多分、身にしみる、というか、身に覚えがある、という気持にさせられるからであろう。
そして、六平太は当たり前のようにヒョイヒョイと事件を解決していくが、実際問題として早々うまく解決されないだろうと思う。
解決されていく最大の要因は、六平太のパーソナリティーでありキャラクターなのである。

いかにもその辺にいるような、顔立ちと格好をしているが、実は、六平太はこのよにありえないスーパーマンなのである。
ところが、この漫画を読んでいると、自分も六平太のようになれるんではないか、つまりスーパーマンになれるんではないかと思ったりする。

そこが、この漫画が続いている大きな要因であると思うのだ。
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悪役レスラーは笑う 森達也 岩波新書

2005-11-28 23:00:41 | 読んだ
サブタイトルは「卑劣なジャップ」グレート東郷である。

最初、見つけたとき、新書?!しかも岩波?!と思った。
何しろ帯には、あの「グレート東郷」の写真である。
若干躊躇したが、置いてあるところに人がいなくなったのを見計らって、そっと上から二冊目を抜いた。

ワタシ、こう見えても、プロレス、好きです。
小さい頃というか小学校から中学くらい、よく弟と二人でプロレスをやっていた。

みると、著者は1956年生まれ。同い年ではなかろうか。
近頃、文章や書かれていることによって「あっ、この人、同じ年代だ」と思うことがある。
この本を読み始めてもそう感じた。
日本のなかで、育った年代が同じということは、どこかに共通した考え方や感じ方を持っているらしい。

というわけで、この本は、実在のプロレスラー「グレート東郷」を調べることによって、戦後の日本社会の思想というか慣習というか、そういうものを考え直している、というものではないか・・・

グレート東郷は、なぞめいたプロレスラーである。
日本のプロレスラーで誰一人彼をよく言うものはいない。しかし、力道山だけは彼を慕っていたもしくは頼りにしていた。

このことに著者はずっと違和感を感じていて、それが実は東郷は中国系だった、という話を聴き、力道山が「韓国系」だったことと合わせて「そうだったのか」と納得しようとする。
しかし、グレート東郷を調べれば調べるほど、わからなくなる。
ある人は「中国系」だといい、ある人は「韓国系」さらには「沖縄」いややっぱり「熊本」だよ、と。

著者はこれら情報に翻弄されると同時に、どうして、そのようになっているのか?を考える。
日本の、純日本人たちは「異」なる者たちをどう扱ったか、「異」なる者たちはどのようにして「異」ではないことを証明しようとしたか。

プロレス、という「真と偽」「虚と実」をいったりきたりする、スポーツとはどこか異質で胡散臭い、ものは、戦後日本のなかで何を象徴したのか?
なんて、ワタシまで考えさせられたりしたのであった。

弟と二人でプロレスをして、技をかけあう(といっても7対3くらいでワタシのほうが技をかけていた)なかで、実はプロレスの技というのは、かける方とかけられる方が協力しないとダメなんだということを知り、プロレスというのはそういうものなんだ、つまり、なんともいいがたいもの、なんだと思ったのであった。

その、なんともいいがたいところに、魅力を感じるか、「ケッ!」と思うかが、プロレスに対する態度なんだろうと思う。

この本の著者の考え方には若干異論もあるが、プロレスを通して、戦後日本を、今の日本を暴いているところは迫力がある。
あとがきの日付が2005年10月29日であるから、オンタイム、のものである。

追伸
 続いて小林信彦の「テレビの黄金時代」を読んでいる。
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口内炎

2005-11-27 21:08:49 | 日々雑感
ちょっと食べすげたりすると、すぐ、口内炎になる。
高校のときくらいからよく、口内炎になっていた。当時は、自分で噛んだんだろう、ということであまり気にもとめていないかったのだが、あまりにも噛みすぎるので「ヘンだなあ」と・・・その後、これは「口内炎」という病であることが判明したわけで・・・

それにしても、よく罹るのである。ビタミン12が不足しているのではないか、という声もあるが、これは体質らしい。
つまり、ビタミン12を吸収する能力に欠けるのか、食べすぎ、に敏感なのか、と思うのである。

それで、ここ1週間、とんでもないメにあっている。
下唇に二ヶ所、口内炎発生、ヒエー、というところに、今度は舌の付け根の突端。
痛いし、口の中がヌルヌルした状態だし・・・

というわけで、ちょっとイライラした状態で過ごしているのである。

追伸
 本日、試験が終了したので、思わず(!)本を買ってしまった。買わずとも読まなければならない月刊誌が溜まっているのに・・・。
 というわけで「悪役レスラーは笑う」(森達也:岩波新書)「添乗員疾風録」(岡崎大五:角川文庫)「文句あっか!!」(島田洋七:文春文庫)「三人噺」(美濃部美津子:文春文庫)「テレビの黄金時代」(小林信彦:文春文庫)である。
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歴史読本1月号 徳川将軍家と松平一族

2005-11-26 22:06:39 | 読んだ
歴史の雑誌ということは、取り扱うことは「過去」のことであるのに、すでに一月号である。おそらく「×月号」ということでは一番先取りしているのではないか。

ということで、一月号は「徳川将軍家と松平一族」ということで、いわゆる「松平」の姓をもつ大名家などを扱っている。

こういう「詳細」なデータの読物が好きだ。
「松平全家総覧」とか「松平一族人物辞典」などは、興味のない人が多いのではないかと思うのだ、それなのに1月号の特集に持ってくるというのは・・・興味のある人が多いのか?

歴史読本が対象としている読者は「日本の歴史が好きな人」だとおもうが、その仲で毎月1,050円もする本を買う人はどれくらいいるんだろうか?
ライバル誌であった「歴史と旅」はすでに廃刊になっている。
心配なのだ。

さて、この歴史読本に書いている人たちは「専門家」が多く、郷土史家など全国的にはあまり有名でない人がほとんどである。
従って、思い入れが強いというか、詳細な部分にまでこだわっているというか、なので、ときどき「そういわれると、みもふたもない」という気持になる。

で、その気持ってわりと快感だったりするのだ。

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音楽夢くらぶ NHK総合 「松田聖子」

2005-11-24 23:41:01 | 観た、聴いた
今、テレビで、松田聖子を観ている、というか歌を聴いている。

松田聖子といえば、私の結婚した年にデビューした、したがってもう25年である。

で、本日は若い頃の(アイドル時代)の歌を歌っている。

いいんだよ。いいの。ああ、懐かしいなあ、というかんじもするし。

でもなんだかヘンなのだ。
つまり、違和感、のようなものがある。
それは、アイドル時代の歌を思いいれたっぷりに、というか、うまく歌うからだと思う。
当時の歌は
「なんだかわからないけれど、これ、ワタシの歌よ!」
という「勢い」のようなもので「よかった」のだと思う。
それが、上手に、思いいれたっぷりの眼で歌われると、なんだかこっちが恥ずかしいのである。

ナンシー関のいうところの「なんだかなあ」という気持である。
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お勉強、お勉強、たのしいな

2005-11-23 21:42:08 | 産能大
本日は、行きたい「お祭り」があったのだが、今度の日曜の「カモシュウ」のためお勉強の一日であった。

「お祭り」というのは、楽天イーグルスのファン感謝デーではない。
山奥のお祭りで、これまでも都合がつく限り行っていたのだが、今年は用事もないので行こうと思っていたのだが、何しろ、試験の準備が良くできていないもので・・・

こんなに勉強すること(たとえ試験勉強であっても)を若いときからやっていればなあ・・・と、いつも思うのである。

午前中は晴れていたので、ああ、行けばよかったなあ、と思っていたのだが、午後からは「雨」になり、ヤレヤレと思ったのである。

兎も角、今のところ最終の試験となる日曜のため、今週は本も読まず頑張ろうと思っているのだ。
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寒くなってきました

2005-11-22 22:21:49 | 日々雑感
今年は、今のところ寒さがあまり厳しくない。
わが街の銀杏並木があまりきれいでないのは、そのセイかもしれない。

今年はウォームビズということで、暖房の設定は20℃という、とんでもないオーダーがきている。ホントにできるのか?!やれるものならやってみたら!という気持でいるのだが、まあここ数年のようなYシャツ姿でも暑いという現象は避けられるだろう。

寒いと、私、肩から指先、そして首筋が痛くなるので、本当は暖かいほうがいいのだけれど、暑ければ暑いでなんだし・・・って、どうも近頃はウジウジなのである。

ここ数年、本格的に風邪をひいたことがないので、今年も頑張ろう!!
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研修 インプット

2005-11-21 23:29:35 | 日々雑感
本日は「研修」
久々の研修である。今回は自ら希望した結果、行けることになったもの。
これがなんだか珍しい、タイプ、のようだ。

多くの人たちは「研修」キライなのである。
イヤ私だって「大好き」とか「好き」とかではない。
でも、興味があるものについては知りたいではないか。

常日頃の仕事って、いわゆる「Out Put]である。
つまり仕事というのは「自らの中から何かを出して行っている」と思うのである。
「何か」というのは知識であったり経験であったりするわけで・・・
ということは、知識と経験を積まないとより高度な仕事はできない、と考えるのである。

で、なぜ高度な仕事をしなければならないか、というと、それは自分のためでもあるが(高度になれば給料も上がる)高度な仕事をすることは社会のためになるからである。

さて、高度な仕事をするには「In Put」が必要である、と考えている。
仕事だけの経験を重ねることで、高度=スキルアップ、にはならない。
少なくても「私」は・・・

ということであるから「研修」が必要だ!
と考えるのである。

但し、そう考えているからといって、常にマジメにきっちりと受講しているわけでない。
眠いときは眠いし、ついウトウトしてしまう。
というわけで、本日も午後にすこーしウトウトしてしまった。
勉強というのは眠くなるものなのだ。
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ハリー・ポッター

2005-11-20 17:33:39 | 観た、聴いた
第一作「賢者の石」と、第二作「秘密の部屋」は映画館で観た。
第三作「アズガバンの囚人」はマダ見てない。
それで、今度第四作「炎のゴブレット」が封切になる。

観たいなあと思いつつも、第三作をみていないことが心に引っかかる。
途中を抜かして観る、ということができない性分なのである。
いい加減なように見えて実は律儀なのである。(自分の好みのものについては、という限定が入りますけどね)

だからといって、ビデオを借りるとかは考えないのね。
(DVDは家にないので借りたって見られません)
で、まあウジウジと「どんすんベえか」なんていたわけです。

そうしたら昨夜WOWOWで、アズガバンの囚人、を放映する、ということを放映時刻まじかにしり、急遽、観てしまいました、というか観ました。

テレビで観たからかもしれませんが、しかも「吹替え版」だったかもしれませんが、前作と比べると若干感動率が下がりましたね。
もしかしたら、ハリーたちが大きくなったからかもしれませんね。

それともうひとつ、事件(?)の解決方法が「安易」だったような、それってずるくない?って思ってしまいました。

まあそれでも、今までの作品と比較して、ということであって、最後までお付き合いできましたので、十分楽しめました。
第四作、機会を見つけて観にいこうと思ってます。
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手塚治虫「怪奇短編集」VS弘兼憲史「人間交差点」

2005-11-19 22:27:39 | 読んだ
どちらもコンビニで買ったもの。
手塚治虫のほうは「講談社」、弘兼憲史のほうは「小学館」である。

なぜ「VS]なのか。

「怪奇短編集」のほうには<維持原石あの恐怖編」とあり、
手塚治虫が描いた人智の及ばぬかいけな世界!!
13編ある。

これらは、ありえない設定、ありえない出来事、が描かれているが、そのなかで登場人物たちはまことに「人間的」なのである。
異常な人々が描かれているのではなく「普通の人」なのである。

一方、弘兼憲史の「人間交差点」<自選集-わかれ道>は、日常の世界、生活が舞台である。そして登場人物(主人公)はごく普通の人・・・のようであるが、わりと異常な経験をしていたりする。
つまり、舞台設定は「普通」なのであるが、そのなかで起こる出来事は「異常」であり、登場人物は一見普通であるが、実は異常という物語なのである。

ということは手塚治虫の怪奇短編集が「人間交差点」であっても、弘兼憲史の人間交差点が「怪奇短編集」であってもかまわないのではないか、なんて思ったりするのである。

いずれにしても「人」というものの普遍的な部分について描いているのではないだろうか、だから面白いのではないか。
特に手塚治虫の短編集についてはずいぶん昔にかかれたものであるが、今でも十分通用する(つまり<わかる>あるいは<同調できる>)ということは、普遍性が高いのではないかと・・・時代のなかで輝くだけでなく時代を超えられる、というのはやっぱり<天才>なのでしょう。
さて、弘兼作品は・・・楽しみですね。
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底に残っているもの

2005-11-18 23:58:52 | 日々雑感
むかーし、昔。
高校卒業したての頃、自動販売機で「お汁粉」というか「ぜんざい」というか、そのてのものが発売になったので、早速買ってみた。
おいしかった。
とはいうものの、缶の底に「豆」が残っていて、なんだかすごーく「勿体無い」気持ちがして、飲み終わった後も一生懸命振ったりなんかしていた。

ところで、本日、久々に「車酔い」をした。
午前中に出張ででかけた。行く先は隣町。
といっても、山越え峠越えがあって、途中道を間違えたりして、助手席でよく見えずわからない地図とにらめっこなんかしたりしていた。
出張の用件は、実にスムーズに、ごくあっさりと、和やかな雰囲気の中、穏やかに、双方納得性に富み、短時間ですんだ。
というか、私、すでに車酔いですから、粘らないし粘れない。まあまあ条件的には何も注文するところがなかったので「ヨシ」としてやったのだ。(してもらった?)

さて、それで真っすぐ帰ってくれば良かったのだが「せっかくここまで来たのだから、以前から気になっていたあの場所に行ってみましょう」などと相棒が言うものだから、「まあ、それでもいいか」と同意。
で、また、山道。右に左に、上に下に、という道を走り始めた。
イヤ、いわゆるワインディングロードというか悪路であれば、それなりに対応できた、と思うのであるが、中途半端に整備されているので、スピードもそれなりにだすので、とうとう対応不能に陥り、深刻な「車酔い」となったわけで・・・

それで、正午ころ事務所に戻ってきたのであるが、何しろふらついている状態で、昼食もとれず車で寝てしまった。

午後からは会議があったのだが、そういうわけで、ただ座っているだけ。
そのうち、徐々に回復してくると、なんだか腹がすいてきた。
しかし、食べるものもなく・・・・

午後5時会議が終わり、事務所に戻り、溜まっていた書類を片付け、6時30分過ぎ帰宅の途についた。
と、事務所の自動販売機に「コーンスープ」があった。
これなら少しは腹の足しになる、と購入。飲む。

飲み終わった後に、なんだか底にコーンが残っているような・・・
で、振ってみた。

そういえば昔もこんなことがあったなあ、と、「お汁粉」のことを思い出したのであった。
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週刊モーニングNO51

2005-11-18 00:11:14 | 読んだ
実を言うと(って誰も聞いてないって)今は本を読んでいない。
っていうか、まとまったものを読んでいない。
主に、週刊誌とかマンガ本本を読んでいる。

読みたい本はあるのだ。
たとえば新潮文庫の「ローマ人の物語」あるいは文春文庫の最新刊、芸談もの「テレビの黄金時代」(小林信彦)「三人噺」(美濃部美津子)「文句あっか!!」(島田洋七)など、すでに目をつけている。
しかし、今度の科目習得試験(11月25日)まではガマンなのだ。

というわけで、本日購入の週刊モーニングについて・・・
このモーニングは創刊以来購入し続けているものなのである。(講談社から感謝状でももらいたいぐらいだが、証明するものがない)
この本から、ずいぶんテレビへと発展したものがある。
今の連載でも「ドラゴン桜」「はるか17」や「NS’<ナース>あおい」などがテレビ化されている。

そういうなかで、私の好みは
「OL進化論」(秋月りす)
「常務 島耕作」(弘兼兼史)
「特上カバチ!!」(作:田島隆、画:東風孝広)
かな。

そのほか「野球狂の詩VSドカベン」(水島新司)とか「バカボンド」(井上雄彦)、ジパング(かわぐちかいじ)などもある。

以前と比較すると、まったく読まないマンガもあり、幅が広がったというカンジがする。
特にいわゆる「ナンセンス」系のマンガはぜんぜんなじめないし、なんだか全く好みでない、とうものもある。

雑誌といえば、隅から隅までよんで「元を取った」という気持ちがあったのだが、読みたくないものは読まない、でも、買う。というのは、贅沢、になったんだろうか。
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デスパレードな妻たち NHKBS 水曜22時

2005-11-16 22:58:16 | 観た、聴いた
近頃のお気に入り、というか、気になる番組である。
主人公はいや主人公たちは4人の妻たち。

スーザンは、バツ1で娘と二人暮しの童話作家。近所に越してきたマイクと恋におちる。
りネットは出世街道まっしぐらのキャリアウーマンだったが、結婚して4人の男の子の母となり子育てのストレスがいっぱい。
ブリーは完璧な主婦。しかし完璧すぎることが家族にとっては窒息寸前。夫には離婚を切り出される。
ガブリエルは元モデルで超リッチな旦那をしとめ贅沢に暮らす。が、高校生と不倫に陥る。

というのが前提。
で、さまざまな事件がおきる。
4人の仲間であるメアリーが自殺したことから始まる。

4人を中心に数々のエピソードが交差して描かれるため、非常に目まぐるしい展開で、そのなかでメアリーの自殺の動機探しが柱になっている。

アメリカでは、すでに第2シーズンに入っているとか。
目まぐるしさをテンポのよさと思うと、というか、慣れると非常に面白い。

さて「デスパレード」とはいったいどういう意味か?
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ご結婚

2005-11-15 22:34:42 | 日々雑感
紀宮さまと黒田さんがご結婚をされた。
おめでとうございます。
なんやかやとマスコミが騒いでいるが、落ち着かれた生活をおくられるようになられることを祈るだけである。

さて、本日11月15日は「七五三」
そして、私的には「結婚記念日」なのである。
本日のお祝いの陰にすっかり隠れてしまったが「銀婚式」なのである。

もし、本日の御ふた方のようにインタビューなどされたら、ゆっくりとこう答えようか。

「本当に、短い時間の25年でございました。」

「皆様方のあたたかいお励ましや、お力添えがございましたので、数々の出来事、なかには悲しいことや虚しいこと、あるいは苦しいことや怒りを飲み込まねばならないこともありましたが、総じて楽しい日々を過ごすことができましたので、感謝の気持でいっぱいでございます」

なんちゃって・・・
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五能線の女 西村京太郎 小説新潮連載

2005-11-14 22:23:17 | 読んだ
11月号で連載6回目。
まだまだ謎解きに入ってはいません。

西村京太郎は文庫もいっぱい出ているけれど、小説新潮とオール読物で「十津川警部」モノがいつも連載されているので、買わなくてもいいかな、と思う。

ちなみにオール読物11月号は「祭りシリーズ」で「十津川警部、海峡をわたる」が第7回で完結編である。(マダ読んでいない)

さて「五能線の女」は、十津川警部が五能線で起きた二つの殺人事件で青森県警に逮捕された男と、容疑者とされる女の無実を証明し、真犯人を探るという、チョット代ったシュチュエーションなのである。

近頃の西村京太郎の十津川警部シリーズは謎解きまでが一番面白い。
で、謎解きでガッカリというのが多い。
今回はそうならないように祈ろう。
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