神林東吾も神林麻太郎もいない「御宿かわせみ」の第2回である。
この物語のもう一人の主人公「るい」が、かわせみが嵐で被害にあいその復旧までの間休業を余儀なくされたため、お伊勢参りに行くというのが、前回までの展開。
同行するのは、日本橋界隈の問屋の旦那衆と、東吾の相棒であった畝減三郎の妻で、麻太郎の相棒の源太郎の母である千絵とかわせみの女中がしらお吉、そして、元岡っ引きで蕎麦屋「長寿庵」の主人長助である。
前回は相模川の渡しで「若先生」に似た男に出会ったところで終わり、もしや麻太郎が帰ってきたのか?とかイヤイヤ若先生とは東吾のことではあるまいか。
などと思ったところであったが、どうも、ただ似た人だったらしく、お吉が似ているというのを長助は「若先生からみたら、ずんと落ちますよ」なんていう。
つまりは次回への期待だけだったのか、いや、私としては大きな布石だと思いたい。
ということで、例によって「無駄話」のような展開を重ねて道中は進む。
箱根越えをする前の小田原に泊まる際に、同行する小泉屋五郎兵衛の女房の義妹である久江が、るいたちの部屋に一緒にさせてほしいという願いあったが、久江の技師である幸江の邪魔が入り、泣く泣く久江が戻るという、ちょっとした事件がある。
久江は幸江を「内心如夜叉」と評し、これもまた今後どうにか展開するのか、という印象。
と、箱根越えの途中で、嶋屋の長右衛門が行方不明になる。
さらに、三島の宿に入ると、先行していたはずの嶋屋の女房のお仙の乗った駕籠がまだついていないことが分かる。
お仙は、箱根越えの前に足を痛めたので、みなより先に駕籠で箱根越えをしたはずなのだ。
そして、お仙が川の中でみつかり、すでに死んでいることが分かる。
旅を続けるか、戻るかでもめる一行。
それでもともかく進むこととし、三島の宿を立つ。
「そして、第三の事件は起こった。」
で今回は終了している。
まだ、今後の展開は分からないが、興味深いのは、事件の謎を誰が解くのか、ということである。
このままいくと、るいと千絵が探偵になるのか?
それとも・・・・
ともかく、早く次号を読みたいのであった。
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この物語のもう一人の主人公「るい」が、かわせみが嵐で被害にあいその復旧までの間休業を余儀なくされたため、お伊勢参りに行くというのが、前回までの展開。
同行するのは、日本橋界隈の問屋の旦那衆と、東吾の相棒であった畝減三郎の妻で、麻太郎の相棒の源太郎の母である千絵とかわせみの女中がしらお吉、そして、元岡っ引きで蕎麦屋「長寿庵」の主人長助である。
前回は相模川の渡しで「若先生」に似た男に出会ったところで終わり、もしや麻太郎が帰ってきたのか?とかイヤイヤ若先生とは東吾のことではあるまいか。
などと思ったところであったが、どうも、ただ似た人だったらしく、お吉が似ているというのを長助は「若先生からみたら、ずんと落ちますよ」なんていう。
つまりは次回への期待だけだったのか、いや、私としては大きな布石だと思いたい。
ということで、例によって「無駄話」のような展開を重ねて道中は進む。
箱根越えをする前の小田原に泊まる際に、同行する小泉屋五郎兵衛の女房の義妹である久江が、るいたちの部屋に一緒にさせてほしいという願いあったが、久江の技師である幸江の邪魔が入り、泣く泣く久江が戻るという、ちょっとした事件がある。
久江は幸江を「内心如夜叉」と評し、これもまた今後どうにか展開するのか、という印象。
と、箱根越えの途中で、嶋屋の長右衛門が行方不明になる。
さらに、三島の宿に入ると、先行していたはずの嶋屋の女房のお仙の乗った駕籠がまだついていないことが分かる。
お仙は、箱根越えの前に足を痛めたので、みなより先に駕籠で箱根越えをしたはずなのだ。
そして、お仙が川の中でみつかり、すでに死んでいることが分かる。
旅を続けるか、戻るかでもめる一行。
それでもともかく進むこととし、三島の宿を立つ。
「そして、第三の事件は起こった。」
で今回は終了している。
まだ、今後の展開は分からないが、興味深いのは、事件の謎を誰が解くのか、ということである。
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それとも・・・・
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