これまた本の整理中に、なんだかおもしろそうだと読み始めた物語である。
で、先ず、作者の東川篤哉についてウィキペディアで調べたら、あの「謎解きはディナーのあとで」の作者ではないか。
テレビで何度か観させてもらったが、おふざけが軽すぎるのではないか、と思ったものだった。
まあそれにしても、息抜きに読んでみようと思い。まずは2014年1月号の「魔法使いと妻に捧げる犯罪」を読み始めた。
そうしたらなんと、面白い。
というか、実は私はこう見えても「軽め」のものが好きです。
なんというか鯨統一郎にも似た作風で、バカバカしさの中にもしかしたら重大な真理が含まれているのではないか、と思ったりして。
その重大な真理は私だけが発見できないのでいるのではないのかという不安も出てくる。
でも多分、ただ軽いだけなんだと思う・・・思いたい・・・思わなければならない・・・思うのだ。
このシリーズは、八王子署の刑事・小山田聡介が、小山田家の家政婦で魔法使いのマリィの力を借りて、事件の謎を解く物語である。
といっても、マリィはそれほど事件の解決に役立ってはいないのだが・・・
この二人のほかに、聡介の上司として椿綾乃警部(39歳独身)という美貌の女性(最も彼女はあまり推理的には活躍しないのだが)と、若杉刑事が常連で登場する。
物語の形式は、といっても私は他に2014年5月号の「魔法使いと傘の問題」の2編しか読んでいないのだが、いずれも、先ず犯人が事件を犯すところから始まる。
すなわち読者は犯人が誰で、動機とか方法とかを知っているのである。
それを、聡介はじめレギュラーメンバーが追いかけ謎を解くというパターンである。
聡介の謎解きは、割と地味な作業によって成り立っているので、どちらかといえば謎解きというよりは、登場人物たちの会話の面白さで前に進んでいく傾向にある。
このシリーズ、私は知らなかったが(ウィキペディアが教えてくれた)、すでに単行本が2冊出ている。
マリィがどうして小山田家の家政婦になったのかは、最初から読まないとわからないのだろうが、文庫本になった時に読みたくなったら、そのあたりを探ってみようと思う。
まあとりあえず「オール読物に掲載されたなら読んでみる」に分類しておこう。
「ブログ村」というところにこのブログを登録しています。読書日記を探しているかた、下のバナーをクリックするとリンクされていますので、どうぞご覧ください。またクリックしてもらうと私の人気度が上がるということにもなります。そのへんもご考慮いただき、ひとつよろしくお願いします。
で、先ず、作者の東川篤哉についてウィキペディアで調べたら、あの「謎解きはディナーのあとで」の作者ではないか。
テレビで何度か観させてもらったが、おふざけが軽すぎるのではないか、と思ったものだった。
まあそれにしても、息抜きに読んでみようと思い。まずは2014年1月号の「魔法使いと妻に捧げる犯罪」を読み始めた。
そうしたらなんと、面白い。
というか、実は私はこう見えても「軽め」のものが好きです。
なんというか鯨統一郎にも似た作風で、バカバカしさの中にもしかしたら重大な真理が含まれているのではないか、と思ったりして。
その重大な真理は私だけが発見できないのでいるのではないのかという不安も出てくる。
でも多分、ただ軽いだけなんだと思う・・・思いたい・・・思わなければならない・・・思うのだ。
このシリーズは、八王子署の刑事・小山田聡介が、小山田家の家政婦で魔法使いのマリィの力を借りて、事件の謎を解く物語である。
といっても、マリィはそれほど事件の解決に役立ってはいないのだが・・・
この二人のほかに、聡介の上司として椿綾乃警部(39歳独身)という美貌の女性(最も彼女はあまり推理的には活躍しないのだが)と、若杉刑事が常連で登場する。
物語の形式は、といっても私は他に2014年5月号の「魔法使いと傘の問題」の2編しか読んでいないのだが、いずれも、先ず犯人が事件を犯すところから始まる。
すなわち読者は犯人が誰で、動機とか方法とかを知っているのである。
それを、聡介はじめレギュラーメンバーが追いかけ謎を解くというパターンである。
聡介の謎解きは、割と地味な作業によって成り立っているので、どちらかといえば謎解きというよりは、登場人物たちの会話の面白さで前に進んでいく傾向にある。
このシリーズ、私は知らなかったが(ウィキペディアが教えてくれた)、すでに単行本が2冊出ている。
マリィがどうして小山田家の家政婦になったのかは、最初から読まないとわからないのだろうが、文庫本になった時に読みたくなったら、そのあたりを探ってみようと思う。
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