「孤独のグルメ」は、連載時に時々読んでいたかもしれない、と言う理由でパスして、こちらを選んだ。
作者の久住昌之が、作中の人物と同様にある条件により「散歩」する。
その条件とは
①調べない
②道草を食う
③ダンドらない
である。
つまり、思い立った時にブラブラとなんとなくダラダラと歩くのである。
「いいなあ」と思う。
そういえば、昔は知らない町に行ったとき、ブラブラ歩いていたような気がする。
といっても、目的はあった。
概ね「昼飯」か「夕飯」であった。
一人で食べなければならない時に、店を探して歩いた。
で、店をナカナカ決められない。だからずっと歩く。
今年の3月11日の昼飯もそうだった。
麻布十番の街の中を、昼飯を食べる店を探して2時間近く歩いた。
つまり決めかねて歩いた。
そのうち住宅街にまで入り込んでしまった。
この物語の主人公は、何かを探して、或いは、何かを決めかねて、歩いているわけではなく、「なんとなく歩く」ことが目的であり、それはそれは非常にうらやましいことだ。
それは私にはできないことだからだ。
日常的にそういう時間が取れないこともある。
というわけで、この本には8話収録されている、
そして、そのあとに「あとがきにかえて」というものが14ページあり、「原作うらばなし」が27ページもある。
8話のうち私のお気に入りは
第2話 品川の雪駄
そして
第8話 目白のかき餅
であった。
それにしても、谷口ジローの絵はいい。
こういう「こだわり系」の話には、谷口ジローだなあ、としみじみ思う。
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作者の久住昌之が、作中の人物と同様にある条件により「散歩」する。
その条件とは
①調べない
②道草を食う
③ダンドらない
である。
つまり、思い立った時にブラブラとなんとなくダラダラと歩くのである。
「いいなあ」と思う。
そういえば、昔は知らない町に行ったとき、ブラブラ歩いていたような気がする。
といっても、目的はあった。
概ね「昼飯」か「夕飯」であった。
一人で食べなければならない時に、店を探して歩いた。
で、店をナカナカ決められない。だからずっと歩く。
今年の3月11日の昼飯もそうだった。
麻布十番の街の中を、昼飯を食べる店を探して2時間近く歩いた。
つまり決めかねて歩いた。
そのうち住宅街にまで入り込んでしまった。
この物語の主人公は、何かを探して、或いは、何かを決めかねて、歩いているわけではなく、「なんとなく歩く」ことが目的であり、それはそれは非常にうらやましいことだ。
それは私にはできないことだからだ。
日常的にそういう時間が取れないこともある。
というわけで、この本には8話収録されている、
そして、そのあとに「あとがきにかえて」というものが14ページあり、「原作うらばなし」が27ページもある。
8話のうち私のお気に入りは
第2話 品川の雪駄
そして
第8話 目白のかき餅
であった。
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