錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

あと1~2年で1軍昇格

2023年03月01日 | 両生・爬虫類
今日も春真っ只中というような陽気の中で朝寝昼起きを繰り返す…
こんにちは錯乱坊の爺ちゃんです。

今日はセマルハコガメの予備軍の中から11cmを超えたカメを選び雌雄同定をやってみました。
と、言うのも…
セマルハコガメの一匹が執拗に別のセマルを追いかけるんですよ。
まぁ、カメの中にも未熟なガキんちょが交尾を迫るという“ませた”やつらが必ずいるんでよね。
で、その追っかけていたカメが👇こちら。


交尾器が格納された総排泄腔が甲羅のラインより上にある。
と、いう事で…
はい!
こいつは♂のセマルでしたぁ。
また♂は尻尾にある総排泄腔の中に交尾器が格納されているために♀に比べると尻尾が太いのも特徴の一つ。


で、一方の追っかけられていたセマはというと…
♂に比べると総排泄腔が甲羅のラインより下にある。
そう、こいつは♀。
要するに♂が♀の背中に乗っかった時に総排泄腔に格納されたチ〇チンが尻尾の先の方について無いと届かないんですよ… あそこにね (/∇\)
そんでもって♂は少しでもチ〇チンが届きやすくなるように♀に比べて腹甲板が窪んでる。
いやぁ…
カメの交尾は思う以上に大変なんですよ。
で、その性比確認の結果はというと孵化までの温度管理が功を奏したのか、1♂2♀とベストな組み合わせ。
そして後1~2年もすると、この3匹のセマルハコガメも繁殖予備軍から1軍へと昇格することでしょう。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これにてコマ揃いました! | トップ | ブレイクタイム »
最新の画像もっと見る

両生・爬虫類」カテゴリの最新記事