錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

気温が上がらないかなぁ?

2018年04月18日 | 昆虫・植物
ここ福岡県南部は先週末から気温が低い状態が続いています。
と言うか、その前の気温が高かったので肌寒く感じるのかもしれないけれど、こんな低い気温じゃ食い込みも悪いくなるし、その気温と比例するかのように産卵のための成熟も遅れるんですよねぇ・・・・ って、何が?

いやぁ、こいつの話ですよ!


はい!ヤエヤマツダナナフシ。
5月を過ぎた頃だと、袋がけしたまま外に放りだしてても問題ないのですが、こんな気温じゃ外に出すには早過ぎる。
だからと言って温度のが確保されている温室で管理した場合は、少しでも気を抜いたりするとマジでヤバイ温度になっちゃうんでよねぇ。
と、言う事で・・・・
この時期の温度管理が一番難しい。
だから、タイトルの『気温が上がらないかなぁ?』なんです。

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ミチノクフクジュソウ

2018年04月17日 | 昆虫・植物

ここにUPした画像は先月の末に庄原市東城町久代で撮影したミチノクフクジュソウ(Adonis multiflora)。
通称、ためしげの福寿草自生地で撮影しました。
そして、このキンポウゲ科の福寿草は昔より縁起の良い花として苗や鉢物として売られていました。
が!
この福寿草は繊細で管理が難しく、その殆どが根付かずに枯れてしまう。
※あくまでもCherryの個人的な見解だけど・・・
だから見つけても掘って持ち帰ろうなんて気にはならない。
って言うか、この福寿草の花を愛でたければ、花が咲く時期に現地に赴いて見ていた方が楽でイイ。


いや、そんな事よりも、こんなにも見事な福寿草のお花畑は環境が適した自生地でない限りは無理ですよ。
と、言う事で・・・・
ここで、この福寿草(ミチノクフクジュソウ)を管理されている方々の苦労は相当なものだとは思いますが、先月の末は見事なお花畑を堪能させて頂きました。
そして・・・
また来年も、この見事なお花畑を見てみたい。
ただし、その時まで自身が元気でいられればだけど。

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中間報告(Interim report)

2018年04月17日 | 昆虫・植物

昨年の5月頃だったか?
ご厚意で頂いたコヒョウモンモドキの餌替をやっちゃいました。
で、そのエサはと言うと庭で蔓延るオオバコを餌にしているのですが、今日は、その Interim report・・・・ 中間報告しようと撮影をしてみました。
ただ、昨年は休眠に入る頃に石垣島へと出かけたために上手く管理ができずに数を減らしましたが、どうにか累代できる数は確保できました。
が!
昨年から準備していたクガイソウが今現在に至っても芽吹てこない。
って言うか、予想していた通りの展開です。
だって、ここは九州のクソ暑い平地ですからクガイソウの苗も耐えられない・・・・ たぶん。
ただ、そうならないように出来るだけ涼しい場所で管理はしていたんですけどねぇ。
しかしなからクガイソウの芽吹く可能性が全く無い分けじゃないので、もう少しだけ様子見ですね。

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お庭でミドリシジミの幼虫採集

2018年04月17日 | 昆虫・植物

今日は朝から曇天。
それも何時雨が落ちてきてきても何ら不思議じゃない状況。
なーんて思っていたところへポツポツと冷たいモノが落ちてきた。
と、言うことで・・・
今日のお出かけは控えて庭でミドリシジミの幼虫採集をすることにしました。
って言うか、そろそろ取り込まないと蛹化のために木を降りちゃいますからね。
ん!?
でも、お前んとこにミドリシジミに生息してんのかっ?
いやいや、そんな分けないっしょ!
ほらぁ、以前にヤマハンノキが芽吹く前の春先に卵を枝に接着してたでしょ。
そいつらが勝手に孵化して、勝手に移動し、そして、そいつらが勝手に育って今では終齢になってたんです。
分かり易く言えば Cherry お得意の放置飼育ってやつ。(笑
でさぁ、こすつらが羽化してきたら吹き流しの中で交尾させて、再び強制採卵なんてことを企んでいるんだけど今年は他にもヤルやつがあって出来るか否かは微妙なところ・・・・

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メガネウラが羽化?

2018年04月16日 | 昆虫・植物

このブログへお越し頂いている皆さん、おはようございます。
先週末の土曜日と、その翌日の日曜日は“春の嵐”で生憎の天気でしたが、週明けの今日は朝から良く晴れて吹く風も心地よかったので散歩にでもと久々に出かけてみました。
すると・・・
ある池の畔で一匹のトンボが羽化しているではないですかぁ。(👈ウソですよ


そして、その翅を伸ばしているトンボを暫く眺めていると、大きな羽音をたてて一匹の大きなトンボが池の上を飛んでいた。(👈これもまたウソですよ


って言うか、こんな大きなトンボは今は存在しねぇし・・・
と言うことで年明けから手がけていたヤツが、やっと出来上がったんですぅ。
そして、そのサイズはと言うと頭から腹端までの体長が55cmで翅の差し渡し(翼開長)が75cm。


だから・・・
手に取ると、こんなサイズなんですぅ。
しかーし、息子が言うにはテラフォーマーズに出てくる人型ゴキブリだそうな。
いやいや、そんなことあるかいな!

・・・・あっ、ほんまや!

でも、こいつって別名ゴキブリトンボって名もあるので、こんなんでも良いんじゃね?
と、言うことで・・・・
今頃ですが、やっとCherry作のメガネウロプシス(Meganeuropsis) が完成しました。
でもさぁ、頭に触角が付いてねぇぞ!
あっ!
取り付けるのを忘れてた。

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広島で得た2種類のマイマイ

2018年04月16日 | その他の生き物

広島の東城町を散策している最中に見つけた2種類のマイマイ。
って言うか・・・・
散策中に拘りを持たなければ、そこで生きる色んな植物(花)や生き物が目につくものです。
そして、先月の末に広島の山中で生き物観察をしていたらセトウチマイマイ(Euhadra subnimbosa)の若い個体をGET。
ただ、正直に言えば立派な老成個体が欲しかっんだけど、白化した死殻はいっぱ落ちてても生きたモノを見つからなかったんですぅ。


そんでもって、こちらはサンインマイマイ(Euhadra dixoni
こちらも3月と言う早い時期だけに、得られた個体数が少なかった。
湿度の高い時期であれば、もっと多くのマイマイが観察できたんだろうけど・・・・
と言うこで、今回はセトウチマイマイ(Euhadra subnimbosa)とサンインマイマイ(Euhadra dixoni)のマイマイ2種をGETしてきましたぁ。

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キバナツノゴマが発芽

2018年04月16日 | 昆虫・植物

今年もキバナツノゴマ(Ibicella lutea)が発芽しました。
なーんて言っても、この種は一昨年から冷蔵庫(野菜室)で眠っていたストックされていたもの・・・
何故かと言うと、昨年も発芽させて栽培していたのですが異常なまでの長雨と日照不足でか?花は咲いても直ぐにポロポロと落花してしまい、夏が終わる頃には一つの莢も得ることなく全ての株が枯れてしまいました。
だから・・・・
昨年に得た新しい種が無かったんですぅ。
ただ、予想していた通りで発芽率は悪かった。
けど、現在は5つ程が発芽しているので、この後に発芽するものと合わせると次へ繋ぐだけの種は得られる・・・ かな?
で、今年は入念に天地返しもしたし消石灰も入れ、その後は牛糞堆肥も鋤き込んだ。
と、言うことで・・・・
今年は昨年の失敗を教訓に特に頑張って育てる予定です。

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スジボソヤマキの強制採卵

2018年04月15日 | 昆虫・植物

広島県の佐伯区へと向かうため中国自動車道の吉和ICを下りて移動している最中に道脇で飛んでいたスジボソヤマキの母蝶を捕獲。
そして、その母蝶を大型の吹き流しへ入れて強制採卵。
アブラナ科のイベリスの蜜を吸ってますぅ。


日中の気温が上がると吹き流しの中をハラハラと飛んではクロウメモドキの良さそうな場所に産卵。
ただ、ちょっとしたコツがあって、それさえ理解すれば・・・


その枝先は、こんな状態になるまで産卵してくれます。
ただし、これだけ産卵されると後の処理に困るんですけどね。
と言うことで・・・・
このスジボソヤマキの他にウラギンシジミ・テングチョウ・スギタニルリシジミの4種の飼育材料を新たに仕込んじゃいました。

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新たな仕込み

2018年04月15日 | 昆虫・植物

まぁ、止めときゃイイのに次々と仕込む・・・・
その一つが、これ。
先月の末に広島県の東城町で捕獲したテングチョウに産ませた卵。
ただ、このテングチョウは開きかけた葉の隙間に腹端を突っ込んで産卵することから、ちょいと面倒なんだけど庭にある良さそうな芽を探して産卵させました。


そして、こちらはウラギンシジミの卵。
こちらも先月の末にスギタニルリを観察していたところフジの周りを飛んでいたので吹き流しを用いて強制採卵してました。


そんでもって、こいつはミズキの花芽に産卵されたスギタニルリシジミの卵
密集した蕾の隙間に腹端を突っ込むようにして産卵するので、その卵を確認するのがマジ厄介。
とは言え、その卵は青白いだけに、まだマシかな?


しーかし、孵化した幼虫はミズキの花芽に同化しちやってる・・・・
だから、ちょいと目を離すと、何処に幼虫がいたのか見失ってしまう。

そして、もう一つ・・・・ 
でも、この話は次の記事へと続くのであった。 

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その後のオキナワルリチラシ

2018年04月15日 | 昆虫・植物

石垣島から産直で送られてきたオキナワルリチラシの母蛾を三角紙に包んだ状態で強制採卵。
※過去のログを参考に・・・
そして、そのオキナワルリチラシの母蛾は三角紙の隙間に産卵管を伸ばして産卵し、多くの卵を残してくれました。


で、それから10日ほどが経過したところで一斉に孵化。
そして、その卵塊をヒサカキに乗せて葉っぱへと自発移動をさせるも、何が気に入らないのか糸を吐いて次々と脱走を企てる。
それを筆先に乗せてヒサカキの葉へと戻すのだが・・・・ 俺はお前らの親じゃないっちゅうの!


まぁ、その甲斐あってか今ではヒサカキの葉っぱに台座を作り、薄皮一枚を残した独特の透かし食いをしながら成長しています。
って言うか・・・
この画像だけだと、この幼虫がサツマニシキなのかオキナワルリチラシが分からない。

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