今週も寒い日々が続いていた。一番寒い日の朝は氷点下12度。
こんなに寒いとクルマがどうのこうのという事が億劫になる、乗り込む事にも消極的にならざるをえない。
凍りついたクルマの始動は一苦労。ドアや窓は開かないし、ガラスの氷を取るためにも痛々しい音を聞かなくてはいけない。
あーっ、鍵が開かない...。
凍ったランクルを駆って雪山を観に行ってきました、
朝日が山頂を照らす光景が最高に美しいですね。
どこの山ですかね?
はい、近所のスーパーマーケットの駐車場の中に出来た雪山ですが...。
同日、カリフォルニアのロサンゼルスでは25度の暖かさ。この気温の差こそが自動車文化の差となる要素だと確実に言える。気温の差が人々の車に対する意識を変えてしまう。極寒の冬の中ではクルマはエンジンの始動と共に短い時間で室内を暖める事が望まれる。ロクマルには暖気運転が必要だ、室内もなかなか暖かくはなってはくれない、窓の凍りの除去も窓の面積が広い分時間がかかる、後ろのハッチのアブゾーバーも寒いと役に立たず開けたハッチは頭の上に落ちてくる。
...が、しかし、こんな極寒の中でも実用として路上に駆り出し、凍った氷をバリバリ踏みつけてタイヤのタレーンを雪道に刻み、雪の狭い小道ではギアをL4に入れて路肩の深雪に積極的に突っ込み、すれ違う車に道を確実に譲る事が出来る。すれ違った車は手を上げてあいさつする。その通リ過ぎる瞬間ににブルーの車体の横に光る〝LAND CRUISER”の文字を見て感激する ... ... ... はず。
見ないか、やっぱりな...。