ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

サンクスギビングの夜

2012年11月23日 | OVERLAND CAFE

 サンクスギビングの夜は七面鳥(ターキー)の丸焼きと定番が決まっているのだが、悪い事に我が家では今オーブンがブッ壊れており今年は焼けそうにない。

では、今年は何を?

 

いい豚肉が手に入った、約50x10x5(cm)の肉魂。

結構、ゲロゲロ、グログロの雰囲気だが、

人が生きる為に他の動物を殺し、食っているという実感を得る機会でもある。

 

それで今晩のディナーには、

ト ン カ ツ を力いっぱい振舞う事になった。

 

肉を切って40枚のスライス、

...

 

んんーん、

肉料理ではあるが、ターキーとは異なってサクリファイス(犠牲)の雰囲気はない。

タンパク質を喰らうという感じか...。

 

サンクスギビングというよりも、

誰かの誕生日会といった雰囲気が、(汗)

ローソクよりも電球、ナイフとフォークよりも割り箸だな、キャベツの千切りもね。

 

あるワイン通の方からのお奨めの赤ワインを開ける。

映画ゴッドファザーで有名なフランシスコッポラ監督の手掛けた品です。

...

 

しかし、サンクスギビングのディナーがトンカツだと雰囲気が出ないものだなぁ。(笑)

 ディナーというより肉の多い普段の晩御飯という感じであった。

 

...しかし、今年のサンクスギビングは特別な感情で迎えたのであった。

 それは先月末のハリケーンサンディの襲撃、このニューヨーク周辺では家を失った人々も多く途方に暮れた感情でいる人々も大勢いるのだ。また災害後の寒気の中で強く思ったのは暖かい食事の有り難さであった。

 

暖かい食事に有り付ける事の幸い、それを知ったら毎日が...

Happy thanksgiving day!

 

だと思う。

 

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サンクスギビングの朝

2012年11月23日 | OVERLAND CAFE

 本日はアメリカではサンクスギビングデイ(感謝祭)の休日である。

...

 ところで、このブログにある”メシとランクル”のカテゴリーを設けたその意図はただ単に旨い物(メシ)珍しい物を食って消化したという現象を記しているのではない。このカテゴリーを設けた理由あるいは動機というのはズバリ!世のオヤジどもがいかに家族の理解を得て世話と金のかかるランドクルーザーなる鉄の塊を維持し続ける事が出来るか?という崇高な男の美学の追求にあるのだ。

 

その一つが、メシ作りにあると勝手に思っている。

 

休日の朝は、おやじは一番に起きて台所に立ち包丁でまな板を叩き蒸気の中に身を置く。

なんの事ぁーない、

世界で一番旨い味噌汁を作るのだ。

 

たかが味噌汁、されど味噌汁、

この当たり前の料理にこそ感情を込めるのだ。

 

適当にダシをとり、白菜をトロトロに煮込む。

豆腐はスライス、時には三角切りや千切りもおやじっぽくていい。

(四角には切るな!面白さに欠ける)

 

水耕栽培ならぬ、活気的なネギの保存方法!

 新鮮なネギのキープは味噌汁の味に大きく影響するのだ。

 

普通ーの味噌汁、 

...だが、ニューヨークの上等な寿司屋でもこれ程ではない。

 

朝の目覚めと活力の開始は一杯の味噌汁からである。

朝一番からの深い味わいと感動、

味の正体は感動にある。

 

ところで余談ですが、味噌汁の楽しみ方をご存知でしょうか?

実は味噌汁の世界は深いのですぞ、

 

誰も書かなかった雄味噌汁道。

(中に入れる具やレシピの事ではない!)

 

それは3つの味噌汁の食し方をマスターする事です。

1、火を止めて直ぐ出来立ての味噌汁を一杯おわんに入れて刻んだネギを多めに載せて熱々を食す。(朝はこれで目が完全に覚める)

2、食事の時に家族と一緒に食す、やや温めの味噌汁。

3、余った味噌汁を暖めて食す。溶き卵を落とすと旨い!

以上、

 

この内の1、は自分でやらなきゃ味わえない感動である。

 

時には味噌汁のおかず?ご飯にも多少こだわる。

ご飯だって炊飯器(電気)で炊けば簡単だが、

あえて鍋で炊く、

旨さが違うからだ!

 

ちょっとだけ焦がすのに技量が問われる(笑)

 

 こうやって休日の一日が始まる。おやじの作った普通の飯が旨いと、家族はおやじは凄い!おやじは尊敬出来る!となる。

...はずだ!?

 

これを継続するには多少努力がいるが、

これも、

ランドクルーザー維持の一環なのである。(笑)

 

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