サンクスギビングの夜は七面鳥(ターキー)の丸焼きと定番が決まっているのだが、悪い事に我が家では今オーブンがブッ壊れており今年は焼けそうにない。
では、今年は何を?
いい豚肉が手に入った、約50x10x5(cm)の肉魂。
結構、ゲロゲロ、グログロの雰囲気だが、
人が生きる為に他の動物を殺し、食っているという実感を得る機会でもある。
それで今晩のディナーには、
ト ン カ ツ を力いっぱい振舞う事になった。
肉を切って40枚のスライス、
...
んんーん、
肉料理ではあるが、ターキーとは異なってサクリファイス(犠牲)の雰囲気はない。
タンパク質を喰らうという感じか...。
サンクスギビングというよりも、
誰かの誕生日会といった雰囲気が、(汗)
ローソクよりも電球、ナイフとフォークよりも割り箸だな、キャベツの千切りもね。
あるワイン通の方からのお奨めの赤ワインを開ける。
映画ゴッドファザーで有名なフランシスコッポラ監督の手掛けた品です。
...
しかし、サンクスギビングのディナーがトンカツだと雰囲気が出ないものだなぁ。(笑)
ディナーというより肉の多い普段の晩御飯という感じであった。
...しかし、今年のサンクスギビングは特別な感情で迎えたのであった。
それは先月末のハリケーンサンディの襲撃、このニューヨーク周辺では家を失った人々も多く途方に暮れた感情でいる人々も大勢いるのだ。また災害後の寒気の中で強く思ったのは暖かい食事の有り難さであった。
暖かい食事に有り付ける事の幸い、それを知ったら毎日が...
Happy thanksgiving day!
だと思う。