2013年の新型レンジローバーを観察してみた。ちょうど内部をビジュアルに解説する為の配慮が施されたレンジローバーが目の前にあったので一回りしてみた。
高級レンジローバー...いったいその正体は何?
/
その、真実に迫る!
???
言葉での説明ではなくてビジュアルに見せてくれます。
一見は百聞(読)に勝る。
アルミ二ウムボディ
錆を嫌ったローバーの得意芸でもある。
これは分かる...
ドアの内部にあるサイドインパクトビームプロテクター、
これも分かる...
コンプレッサーとエアによる車高調整システムかな!?
オンもオフも共に走行性を重視する高級レンジローバーの機能なのだ。
凝った造りのシート、
ここにテクノロジー?を発見!
硬さやポジションを電気仕掛けで調整する。
裏側を観ると...
メカがぎっしり詰まっている...
宇宙船の様な気がしないでもない。
なるほど、高級車というのはこういう所にコストを掛けているのだな。
さて、ここで意見がはっきりと分かれるだろう。
大衆派と少数派?
...そして、超少数派?
レンジローバーは堂々と魅せて、値段もドン!と設定して、
欲しかったら駆って下さい!という姿勢である。
そういった意味でお客さんを選ぶ車でもある。
でも、思った。
最近の高級四輪駆動車(SUV)って、
1、4x4の性能に高級シートを付けて四駆を売っているのか?
2、凝った電気仕掛けのシートを四駆のシャーシーに乗せて快適空間を売っているのか?
の、どちらかの傾向にある?(ビシッ!とは分け難いが...)
アメリカで販売されているレンジローバーの場合は2の要素が強い、これは大衆がレンジローバー等の高級SUVに求める価値観を示している。高級四駆が2の方向に行くのは仕方ないが、同時にそれは四駆機能の成就の時代を示しており、更なる大きな進化の余地はほとんど無い事を意味しているのかも知れない。
となると余談ではあるが、高額でありながら2を重要視していない四駆というのは逆に注目に値する要素が深いと観ている。