シボレーカマロ、こいつはアメリカの延々と続くフリーウェイを時速70マイル(120Km/h)でクルージングする事を考慮された車だと思う。逆に街中でちょこちょこと出たり入ったりの使用には耐えずらいものがある。同時に60年代の初代を現在風にリメイクした感があるが当時と異なって安全性や快適性を現在の基準に順応させた結果このデザインに収まったのであろう。
昔も今もフォードマスタング、ダッジチャージャーと並んでアメリカを象徴するクーペである。
2014 CAMARO Z/28
カマロのその存在感は若者に人気である事は間違いない。
展示車においては懐具合で買えるか買えないかではなくて、一度触って座って抱きしめてみたい車が人気の対象となる。
その為に入場料払ってんだからな! /
街で見かけるカマロを運転しているのは自分が観る限り、若い人よりもどちらかというと経済的に恵まれていそうな30代以降の方が多いと思う。しかし値段を見る限り決して高価な車ではない。また燃費の面でも標準のV6エンジンは30マイル/ガロンという経済的な数字を出している、この燃費の数値と値段はトヨタRAV4に近い数字である。つまり現在のカマロはマッスルカーのイメージを秘めた思った程高価ではないFR車であるのだ。
( 実はカマロは高価な車だと思われている様だ。)
FRセリカ、スープラは市場から消えて、BMWの3シリーズは高価になりつつ現在においてカマロにはFRクーペの存続の運命がかかっているのではないだろうか?
アメリカンクーペ。意外とピックアップを諦めた人がこちらに流れてくるかも知れない(乗り心地は天地の差だが...)などとも思っている。