ニューヨーク周辺(地元)での中古ランドクルーザー市場を追っています。
旧車の購入においてはメーカーの保障期間などというものは既に無く、購入者は全て自己責任において対応を迫られる事になるのが、アメリカでの自動車個人売買の暗黙のルールである。そういった中で購入者は対象車に対して総合的な評価を下す必要がある。この評価を相対的に下す事が出来なければ、いいものを正当な値段で手に入れる事は出来ない。
と、いう理屈っぽい理由もあり、
将来の為もあり、?
日頃からランクルマーケットにはアンテナを立てています。
1988年FJ62、5千ドル(約50万円)
オリジナル2トンカラーで錆びも少ない。
1964年、FJ40
走行距離、6500マイル(約1万キロちょい)
雪掻き専属で使用されてきた。
下回りのシャーシーブラックなどの処理はあるが、それでも綺麗である。
値段は交渉で...。
ニューヨークの周辺では、古いランドクルーザーは決して多く市場に出てくる訳ではないが、その中でも目に留まる物はいくつかある。車は消費物として製造年数が古いと存在の価値が低く安くなるのは一般的価値観。しかし、それは1990年前後までではないだろうか?ランドクルーザーの値段を追うと、100や80は年数とマイレージ(距離)に比例して値段は下降している。60はやや上がりぎみ、40は強気だ。
綺麗にレストレーションされた40のライバルは?
レストレーションされていない40です。
ランドクルーザーは市場への供給期間が60年以上と長いので、
値段やモデルを相対的に観る事が出来る、良き研究材料なのです。
...時代を写す鏡?