先週は交通事故に巻き込まれた。10トン?トラックに同乗していて、ハンドルを握るドライバーを信頼していたのだが、ドライバーの不注意で鉄橋の高架の下にトラックの荷台の屋根の最上部をこすり付けた。幸いスピードもあまり出ていなくて、怪我もなく冷静な状態だったのだが、グラスファイバーとアルミニウムの素材で出来ていたトラックの荷台の上部は軽い衝撃にも弱く、穴が空いてしまった。運転中に前後左右には気を配っていても、まさか!の上部(頭上)をぶつけるのは普段トラックを運転しない僕にとっては衝撃的な出来事であった。
なぜ、ドライバーは事故を避ける事が出来なかったのだろうか?
高さを示す標識は存在した。ドライバーはトラックの高さを知っていた。事故を避ける事は十分に可能であったはずだ。ではなぜ?事故を避ける事が出来なったのか?
それは、GPS(カーナビ)への依存性にあった。
正確には、自分で考えて判断するべき事を放棄した結果である。
GPSの使用においては、操作の為に起こるよそ見や運転時の集中性が危険だと指摘される事は当初からあった。しかし、そのデジタル性に慣れて依存してしまうと、自分で考える事や調べる事、或いは道を覚えるを放棄してしまうという結果にもなってしまう。
テクノロジーを使いこなすという事は、
その操作をマスターするという事ではない。
と言う、もう一つ上からの観点がGPSが普及した今日であるからこそ必要なのです。
人が考え、判断するという力は常に それに勝るべきものです。
安全運転で行きましょう!