2015年が始まった。考えてみれば僕が少年だった頃には想定外の人生時間を経験しているのが今である。それは、少年時代に描いた夢には中年以降という時間帯は含まれていなかったからだ。半世紀近く人生を生き延びてくると、内心の価値観は多くの経験と現実の生活環境で変化し形成されてくる。人々はそれを、大人になったんだね。と言って、人生とはそんなもんだよ。と設定し、自身や他人を納得させる。僕もそういった大衆の一人であるのだろうか。
Happy New Year 2015
今年の初夢はもう忘れてしまった。
...が、
今年の元旦の朝一番に眠りから覚めて直ぐに思った事。
神様が人間をこの世に送り出す時に一言声を掛けたとすると、
いったい何と言って人間を送り出したのだろうか?
おそらくその一言は、
楽しんで来いや!
だったのではないだろうか?
その一言には、楽しい事も辛い事も全て含まれている。
自身の経験から感じる事だが、男女老若を問わず、貧富の差も問わず、幸せな人(エネルギーのある人)というのがいる。そいつの特徴は、何かやりたい事がある人である。あるいは、やりたい事を見つけようとしている人。半世紀近く生きてみて、将来の夢は?とか、今年の抱負は?と聞かれるとウザイ事聞くなよ!と思ってしまう。それは、少年の頃は夢があったが今は消えたと理解されるのかも知れない。しかし、実はそれ夢が消えたのではなくて、心の姿勢が変わっただけではないだろうか? ならば、心の姿勢を正していこう!とするのが今年の出発点(お正月の気持ち)である。今年も宜しく。