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フリーウェイを外れてダートの脇道へ、
下回りに当たる飛び石の音、振動するステアリング、
そして、どこまで行くんだよっ!という心の葛藤、
振り向けは凄い砂埃、
...なにやってんだ 俺、
...
銀色に輝くネバダの砂漠の道15号線、
砂漠の景色を愉しみながら北東に向ってクルーズする。
やがて、
視界の遠方に見えていた山がじょじょに近付いてくる、
再びアリゾナへ、
ネバダからユタに入るためにはアリゾナの土地を踏まなければならない。
草木の無い銀色の山が目前にたちはだかる
この山の渓谷を抜けるのだ、サインにはこの先スピードを落とせ!との警告。
そんな事をいわれなくても登り坂ならロクマルのスピードは(自然に)落ちるよっ。
登り坂が始まる。
3速に落としたいが、4速のままで走りぬこう!
行くぞ!
いざっ!!!
シルバーに輝く岩山、青い空に青いボンネット。
トップギアで粘る。
...やったね、走り切った、
ちょっと休憩、
気分転換、フリーウェイを出る。
コーヒーはこんな所には売っていませんよ。
フリーウェイを外れてダートコースへ、
(休憩はダートコースか)
実は最高の眠気覚ましなのだ。
...勝手に 走っちゃっていいのかなここ?
走ると物凄い砂埃、
砂漠で使用する車はクローズドボディが良いと感じた。
暑さと埃、どちらを選ぶかな?
前方に、マイニング(鉱山)のサインが現れる。
立ち入り禁止のサインはないが、
ここら辺で引き返す。
再び、15号線へ、
ユタ州に入ります。
今日はユタ州を通り抜けてコロラド州のグランドジャンクションまで走る予定、
本日の予想全走行距離は600マイル(960キロ)
過酷な運転に付き合わされるロクマル、
頼むよタフなロクマル君!
...今日中に着くかなぁ?ヤバイ、
普段、ちょっと旅に出るっていうとだいたい往復1000前後が多いです。
こないだの東北行きは片道で1000キロちょい。。。
ディーゼルのヨンマルでも時速100キロ巡航は苦にならないけれど、日本では100km./h ×10時間・・・なんてわけにはいかないから、1日で1000キロ走るのってけっこう大変です。
アメリカでも、1日中時速63マイルってわけには行かないでしょ~?。
忍耐力は距離ではなく時間の枠です。日本で朝6時から夜中の12時まで運転する感覚と同じです。
アホで好き者でなければやろうとも思いません。
...ランクルだから無理も利く?
本日9月3日はレーバーディの休日でした。人に頼まれてちょっと隣のペンシルバニア州まで80で行って来ました。走行距離は470マイル(750キロ)、16時間の運転でした。
アメリカのちょっととはこんな感じです。
でも、たまーに走るからいいのでしょうね。
しかも、ランクルで。