ロクマルでいこう、60でGo!

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おっ、パブロの車じゃーねぇーか! 2

2018年02月24日 | ロクマル日記

 AMERICAN MADE(日本名、バリーシール/アメリカをはめた男)というトムクルーズ主演のハリウッド映画がこの冬に流行った。実話に基づいたこの映画の舞台は1970年の後半から90年代の初頭にかけてのアメリカと中南米である。そしてこの映画の中南米の光景のシーンで時々出て来るのが60系ランドクルーザーなのである。

 

 今週のある日の夕方、国籍の異なる南米生まれの4人の男をランドクルーザー60に乗せた。車に乗り込むなり最初に発した皆の言葉が、『おっ、パブロの車じゃーねーか!』であった。南米の男達はランドクルーザーに関心を持って色々聞いて来た。バリーシールの映画を見たか? 映画の影響もあって忘れかけていたランドクルーザー60の存在が再びリマインドされている様にも感じた。ランクルに対していろいろと褒めてくれるので、最後に売ってやろうか? と聞いてみた。幾らで売るつもりなんだ? と聞くから正直に5桁の値段を告げると皆黙った。パブロの車と言われる機会は決して少なくない。中南米の車好きな人々はよくその様に発言する。中南米の人々にとってランドクルーザー60という名前は曖昧にしか知られていなくても"Pablo's car"(パブロの車)と言えばピンと来る様だ。中南米ではランドクルーザー60は"パブロの車"として大衆に知られているのである。

 


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