25年ルールに乗って日本からアメリカに正式に輸入された Landcruiser HJ73。
80年代の70系ランドクルーザーは正式に米国には入って来ていないが、そのシンプルな機能と信頼性、そしてモディフィケーションのやり易さからランドクルーザー好きな人々には静かな人気が継続している。上の2枚の写真は Expeditionpotal で紹介されている輸入された時のままのBJ74で、日本で使用されていた時のオリジナルな容姿である。そして以下は昨年の Overland Expo West において展示されていた Overland Journal 誌の所有車としてモディフィケーションが施された同じBJ74。
サイドのディケールを剥がし、足回り、前後のプロテクションにウィンチ。バックミラーもフロントからサイドへ、さらにシュノーケル。内装もセンターコンソールをはじめカーゴスペースには収納ケース、冷蔵庫などが装備されている。更にウォータータンクと燃料タンクも追加装備されている。このHJ73は日本で使用された後に主にオーストラリアのアウトフィッターが装備されたアメリカ仕様となった。このHJ74は現在もアリゾナ州等の荒野でルートの調査等に実用使用されている。宿泊にはグランドテントを積み込み、ルーフテントでは無い。このモディフィケーションを執行したのはユタ州の Proffitts Cruiser である。彼らは世界の7大陸を走破した78トゥルーパーを製作したノウハウをこのHJ74に活かしているので、選択されたパーツや仕様はモディフィケーションの見本となりゆる一台として存在感を保っている。
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