佐久茶友会 月釜
令和元年 九月八日
於 佐久創造館
当番 角田崇榮
床 大綱和尚筆 茶愛不嫌酒 (大徳寺四百三十五世)
花 菊
花入れ 朱 盃
香合 牛寿老 陵香造
風炉先 雲 月
釜 真 形 政光造
風炉 朝 鮮 浄雲造
棚 秋 泉 淡々斎お好み
水指 祥 瑞 藤城造
棗 天の原 鉄五郎造
茶杓 吟松庵 作 銘養老 松山吟松庵
茶碗 花三島 弥弌
替
蓋置 武蔵野 陽炎園造 膳所焼
建水 蹴鞠形筋目 宗林造
茶 鵬雲斎大宗匠好 松柏 小山園詰
菓子 被 綿 和泉屋製
器 志野鉢 晴雲造
莨盆 一閑瓢透 修斎造
火入 絵唐津 指月庵造
茶を愛し 酒も嫌わず
本物のお酒に菊の花「酒盃」
130名ほどのお客様でした
被 綿(きせわた)
陰暦九月八日の夜、菊の花にかぶせてその露と香りとをうつしとった綿。
翌日の重陽の節句にその綿で身をなでると、長寿を保つといわれた。菊綿 着せ綿 菊の綿
今回の水は 新和田峠「黒耀水」を使いました
超軟水と呼ばれ煎茶 抹茶 珈琲 ご飯 何に使っても
まろやかで美味しい水です しばらくはこの水にはまりそうです
何と 一ヶ月以上日持ちするようです
皆様 お疲れ様でした
先生 有り難うございました
※松山吟松庵(亀山宗月)「ぎんしょうあん」
昭和初期 東京で初めてラジオ放送で「茶道」講習を行い
それをまとめて「茶の湯作法」本を発行した茶人
角田先生は孫弟子にあたるそうです