ライア-(竪琴)大好き!~Tomoko Leier Salon へようこそ♪~

ライアー(竪琴)奏者の三野友子です。ライア-や日常生活のこと、あれこれを気ままに綴ってます♪

スコットランド旅日記(その10)

2009年08月26日 | スコットランド旅日記
(写真:ケーリーでのダンスタイム)

【 最後はやっぱり「ほたるの光」!】

「ceili」(ケーリー)

という言葉は、アイリッシュダンス愛好家の方には
きっとおなじみの言葉だと思います。

お楽しみ会というか、演芸会というか・・・
ダンス、歌、音楽で夜を楽しむのですわ。

サマーコース期間中の木曜日の夜、
大学内のホールでこの「ケーリー」が開催されました。
大学関係者だけでなく、近所の人たちも参加オッケーの会なので
たくさんの人が集まり、盛大に行われました。

ケーリーのある木曜日、
前出のクリスティンさんは、朝からハイテンションでした。
「昔、私が若かった頃はテレビなんてなかったから
ケーリーが地域の大切な娯楽だったのよ。
ケーリーに参加するためにみんな遠くから歩いてきていたのよ~。
私、今日は踊って、歌うわよ~♪」

賑やかなスコットランド伝統音楽とともに
ケーリーが始まると
みんな、ホールの中央に集まり、ダンスを始めます。

「Tomokoも輪の中に入ってっ!」
「わ・わたし、踊れませんからっ」といいつつも
歌のクラスの人たちから半ば強引に輪の中へ引きずり込まれ・・・
でも・・・とっても楽しかったですよ。

そして・・・クリスティンさんのゲール語の歌声・・・
きれいな高音のこころにしみる歌声に涙する人も。
会場の拍手喝采を浴びて、アンコールまで披露して
とっても上機嫌のクリスティンさん。かわいいっ!

私まで・・・
「Tomoko、ジャパニーズソングを歌えっ!」と再び強引に
ステージに引っ張り出されてしまい・・・
島唄を熱唱してしまいましたわ。
(↑なんで島唄なんだっ!?)

それも、島唄を「日本の伝統音楽なんですっ!」とか
大ボラまで吹いてしまいました。(←ごめんなさい~♪)

ダンス、歌、音楽と会場は盛り上がり、
宴もたけなわの午前1時くらいに・・・お開きとなり・・・
会場のみんなが中央に集まって輪になり
みんなで手をつないで歌った歌が・・・
「ほたるの光」だったのです。
そうでした、ほたるの光はスコットランド民謡でしたね。

会場全体で歌う「ほたるの光」のうたごえは
あたたかくて、やさしくて・・・またしても泣きそうになりました。

楽しい木曜日の夜でした♪
コメント
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